80歳になろうとしているホールオーナーに突然、40年ほど前の昔話が舞い込んできた。
何と、この年で隠し子登場だ。
本当のお父さんに会いたいという息子のリクエストで、母親が動いた。
DNA鑑定の結果、自分の子供であることが判明した。
相手の女性は、最初、誰の子供か分からなかった。
つまり、不特定多数との付き合いがあったからだ。
40年前の彼女は村西とおる監督の作品にも出演していた超売れっ子のAV女優だった。
当時のオーナーは村西監督と穴兄弟であることを周囲に自慢していた。
人生の最終コーナーを回ったところで、隠し子登場に、オーナーは遺産相続を警戒している。
都内の洋食屋の名店で、週1回は来店するおばあちゃんがいる。
通い始めて10年、特に年金支給日の日は必ず来店する。
で、注文するのは決まってカニクリームコロッケ1つだけ。
そもそもメニューにはないのだが、おばあちゃんのために提供している。
セットで頼めば1480円はする。
シェフは恐らくおばあちゃんは貧乏人でおカネがないから、カニクリームコロッケ1つを注文するものと思い込んでいた。
ある日、常連客からあのおばあちゃんは、実は資産家でビルのオーナーだ聞かされ、親切心が無駄な気分になった、とさ。
骨董品が好きな女性がいる。
よく利用するのは骨董市で、特にブタの置物を集めている。
で、この前の骨董市で1000円で買ったブタの貯金箱がとんでもないことになった。

何と、1000円で買ったものが、65万円になったというのだから驚かされる。
彼女にはある嗅覚がある。
買った貯金箱には大量のティッシュが詰め込まれていた。あえて、そういうものを探し出して買っているのだが、ティッシュを取り除いた奥には、何と現金で65万円が入っていた。
このパターンは2回目で、1回目はレジ袋が詰め込まれていた、その時は20万円が入っていた。
その前例から、何かを詰め込んだ貯金箱を宝探しの様に探し出していく。
おそらく、ヘソクリを貯め込んでいたものが、本人が亡くなって遺品整理の過程で、骨董市場に流れたものと思われる。
骨董市で貯金箱を探し、あなたもトレジャーハンターになろう。
60過ぎのおっさん6人グループは小学校からの同級生で、地元の居酒屋で飲んでいた。
ある話題になった。
トイレで大便をする時、ズボンの裾が床につくのが嫌で、ズボンを脱いで用を足す人がいるそうだ。
女性のワイドパンツなら分かるが、男でズボンを脱ぐなんて聞いたことがない。
そういうズボンを脱ぐ派だったのかどうかは分からないが、トイレの個室からおカネをばら撒いてしまって、外にまで出てきたそうだ。
日本人なら拾っても個室の中の人に返すが、500円玉を拾ってそのまま持ち逃げした男がいた。
追っかけて注意すると相手は中国人で、中国語で喚きたてるばかりだった。
その話の流れで、中国人などの外国人は嫌いだ、在日も嫌いだ、という話題になった。
6人の中に特に在日が嫌いで、在日を儲けさせたくない、とばかりにパチンコもしない男がいた。
酒も入り、大きな声で在日嫌いを語り始めた。
その時だった。
隣で飲んでいた30代ぐらいのチンピラ風の3人組が、喧嘩をふっかけてきた。
その3人組は韓国語で喋っていたのだが、それで敢えて聞こえるように在日嫌いを自慢していたようにも思えた。
喧嘩を売られ、「店の迷惑になるから表に出ろ!」と中年男は喧嘩を買った。
店の外で、乱闘騒ぎに。
30代の男たちは、中年の男に楽勝と思ったに違いない。
チンピラは中年男にパンチを繰り出すのだが、フットワークよく、パンチをかわしていく。よくよく見ると一発も当たらない。
相手にパンチを出すだけ、出させた後で、反撃が始まった。
繰り出すパンチのスピードが目にも止まらない速さだ。
次々に繰り出すパンチは、チンピラたちの顔面やボディーにクリーンヒットしていく。大人と子供の勝負のような展開で、3人組は1人の中年男にボコボコにされてしまった。
この男はただものではなかった。
中学の頃からグレ始め、高校へは進まなかった。その頃始めたのがボクシングだった。大きなタイトルを獲るところまではいかなかった。
健康維持のために、今でもジムで汗を流している。
痩せて弱そうに見えた中年オヤジは、現役のボクサーでもあったわけだ。
「相手が先になぐりかかっえきたから正当防衛だ!」
とはいうものの、ボクサーが素人相手に喧嘩するのはご法度だ。
警察が来る前に解散した。
午前2時の出来事だった。
新幹線自由席での出来事。
トイレに行くために、座席に物を置いて席を立った。
トイレから帰ると、その席に別の人間が座っていた。
「そこ私の席ですけど」というものの、相手は平気な顔で座っているだけでなく、こう言い返してきた。
「いなかったから座ったのに、何が悪い」と平気の平左。
こんな厚かましいことをするのは、中国人かと思ったが、これが日本人だった。
これ、微妙なところで、指定席のような確実に座れる権利がないのが自由席。
席に荷物を置いていても、他の乗客が座ることを排除する権利まではない、というのがJRの見解。
荷物を置いている席に座らないのは、日本人の優しさで慣習化していただけにすぎない。
つまり、自由席に座った人はトイレにもいけないということになる。
そんなトラブルに会わないように指定席を取れということのようだ。