性病科の病院へ通っているうちに、一人の患者さんと話すようになった。
年齢は還暦を超えて、定年退職して1600万円の退職金を手にしていた。20年前に離婚。3人の息子は全員結婚している。
このおっさんが無類の風俗好き。精力絶倫。退職金を全部風俗につぎ込むつもりだった。
ところが、淋病にかかったのかと思って病院に行ったところエイズだったことが分かった。
エイズというショックより、生身ではエイズを移してしまうので風俗に通えなくなることの方がショックだった。
精力絶倫おやじは、そこで50万円もするオリエンタル工業の精巧なダッチワイを買った。
ところが、1回使って気分が萎えてしまった。
それは、使用後に自分でダッチワイフの局部を始めとして、洗ってメンテすることにアホらしくなってきた。
今は一人暮らしで、普段は箱の中に入れているが、もし、エイズで死んだ時に、このダッチワイフの存在を息子たちに知られることが嫌で嫌でたまらなくなった。
それで売ることも考えているのだが、果たして人が使ったダッチワイフを買う人はいるのか?という疑問も湧いてきている。
普通に考えたら、洗っていてもおっさんが舐めまわしたダッチワイフを買うもの好きもいないだろうに。
今晩(11.14)新婚旅行でパリに立とうとしているカップルがいる。
今、パリは劇場やスタジアムで多発テロが発生しており、市民ら153人余りが犠牲になった。
オランド大統領は非常事態宣言を発表して、国境封鎖に出た。市民にも家の外に出ないよう呼びかけている。
この事態を受けて、カップルにフランス行きを止めるように家族が説得しているが、楽しみにしていた新婦の方が首を縦に振らなかった。
パリ在住の親せきが、現地案内をする予定だったが、親せきも危険だから案内はしない、といっているにも関わらず頑なだ。
日本政府もフランス渡航の際はテロの標的となるような施設には近づかないように呼びかけている。
一生の思い出となる新婚旅行。どうしても行きたい、という花嫁の気持ちも分からないでもないが、行ったら行った、中止にしたら、中止にしたで、今後二人の間に亀裂が入らないか、と親戚たちは心配している。
最初は親せきの説得を聞き入れなかった花嫁であったが、旅行代理店がフランス行きのツアーを中止するのを見て、ようやく意を決したようだ。
都道府県別では東京都の823人がトップで、そのうちの一人が風俗ライターだった。
今や梅毒ライターの汚名まで預かってしまった氏によると、夏場に風俗嬢を悩ませるのが、陰毛のクサイ客だという。
20~30人に1人の割合らしいが、そういえば男は陰毛を洗うのにシャンプーなんか使ったことはない。
風俗が好きな客は風俗嬢に嫌われないようにするために、家でシャワーを浴びてくるだけでなく、陰毛をリンスまでしている、という。
風俗嬢がサービスしたくなるのは、そういう清潔な客のようだ。
風俗嬢が声を大にして言いたいのは「陰毛はちゃんとシャンプーで洗ってリンスまでして来い」ということ。
某アイドルの陰毛も臭かったそうだ。
子会社に杭打ちの基礎工事をやっている会社があることを初めて知った、というのが世間の見方だろう。
旭化成の株価も急落中だが、今は旭化成という名前を表に出したがらないようだ。
それがこれから迎える忘年会シーズン。
会社で予約する場合、必ず社名で予約を入れるわけだが、ことしは忘年会を自粛する動きがある、という。
忘年会で騒いでいたら、世間から何といわれるかも分からない。
来年の新年会もお預けだろう。
突然、メールが届いた。
「おカネを落としたので5万円貸して欲しい」
一度も金の無心をされたことがないだけに驚いた。
メールにはこんな事情がつづられていた。
おカネを落としたのは今回が2度目だった。以前は2万円落とした。小遣い制で自由になるおカネの持ち合わせはなく、その時は奥さんに頼み込んだが、3カ月も口を聞いてもらえなかった。
そんなことがトラウマとなり、二度と奥さんにはおカネを落としたことは口が裂けてもいえない。
結婚して20年。
おカネを貸して欲しいと依頼された側は独身貴族を謳歌しているので、貸すおカネはある。
まもなくボーナスシーズンなので返してもらうこともできるだろう。
気になるのはおカネを裸で持ち歩く人は少ない。
おそらく財布ごと落としている、と思われる。
財布の中にはカードや免許証なども入っているものと思われる。
免許証の再発行やら、銀行、クレジットカードを止めてからの再発行手続きやらで大変だ。
財布を落とすのは大抵が酔っぱらったりしているケースが多い…
自分のことを思い出してきた。