行く前からその場ですぐに結論はもらえると思っていた。
社長の決断は早かった。
5分後には「やろう」ということになった。
これもタイミングである。
お互いの思惑が合致しているから早い。
その会社は変わろうとしているタイミングだった。そのタイミングで企画提案がはまった。
商談で長々と説明して「検討します」という返事は、検討して「やらない」という意味だが、決断が早い場合はこの「検討します」という言葉は出ない。
検討するまでもなく、その場で決断するからだ。
今年の新規営業からはサンプルも豊富になったので、自社でやった場合どうなるかをイメージしてもらいやすい。
これが企画書だけとの大きな違いである。
コツコツコツ。
小さな柱ではあるが、太い大きな柱を1本ドカン、と立てるよりも自分の性に合っている。
このタイミングでMさんからとてつもない大きな話が舞い込む。
これは紹介するだけで契約が決まれば、毎月大きなカネが入ってくる。いきなりエネルギー問題へと飛躍する。
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文末に、
「うちの会社は厳しいからご注意下さい」
文面の内容からして関係者でなければ知りえない情報が書かれているので、その会社の関係者に間違いはないようだが、それは2~3カ月前の話。
その後は当該会社のことは一切触れていない。
その直後なら分かるが、すっかり忘れている時に、この警告が何を意味するのか意図が読めない。
その会社のことを書けば名誉毀損で訴えるとでもいうのだろうか?
本当のことを書かれたから怒っているのは間違いない。
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翌日、事務所を訪問した。
すると偶然社長が外でタバコを吸っていた。
「事務所内が禁煙になった。吸うたらアカンいうんで」
東京では珍しくないが、関西ではまだまだ少ない。社長より権力のある社員はいないはずだが。健康増進法をしっかり遵守している。
何年ぶりだろうか。事務所に来るのはかなり久しぶりだ。
社長室のレイアウトは一切変わっていない。
「もう一つの事務所も閉めてな」
特許は今から10年ほど前に申請したものが、去年やっと下りていた。
この間10年だ。
この10年で業界は大きく変わった。
それは紙幣搬送の特許だったが、封入式になれば紙幣搬送もいらない。
日本では特許が下りるまでに時間がかかりすぎるので、今回のケースのように特許が下りたときにはすでにニーズがなくなっているようなケースもある、ということだ。
とんちゃんへ食べに行くときはここにバイクを止めて行こう。とんちゃんの店の前も駐禁の監視員が回っているからおちおち黄そばとBランも食べられない。
それよりも店休日が水、木、金と増えていた。マスターの体力が持たないようだ。
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心斎橋そうごうだって再生からわずか数年で挫折したように、百貨店としては終わっている会社である。
そのそごう八王子店が閉店売り尽くしセールを行っている。ブランド物も投売り状態なので売り場はいつになく活気を呈している。
バーゲン売り場で男性客の目の前に1枚のタオルが飛んできた。ワゴンで大きいタオルと小さいタオルを投げるように従業員が仕分けしていて、その一枚が男性客の前に飛んできた、ということだ。
従業員のひどいマナーを見過ごすことができないので、すぐに従業員に注意した。
年のころなら20代後半の美人だった。
「あ~、そうですね。すいません」というと頭も下げずに、作業を続けた。
この態度に脳髄の血管がプチン、と切れた。
「責任者を呼べ!」
しばらくして上司と思われる責任者が出てきた。
すると女性従業員の態度が一変した。
「このたびは本当に申し訳ありませんでした。今回の失礼は一生涯忘れません」と最敬礼で謝った。
この態度に再び噴火した。
「さっきいったときは『あ~そうですね』といったのに、上司の前ではちゃんといえる。あなたには普段から裏と表があるんだよ」と叱責した。
女性従業員は目に涙をためていた。
八王子市民は地元にあるそごうを利用しないで、わざわざ電車に乗って立川の高島屋や伊勢丹を利用することが多い、という。立地がいいにも関わらず、百貨店としてのステータスがないために、利用されない。
閉店の背景には、今回の裏表のある従業員が接客するような企業体質が、どことはなしににじみ出ていたのかも知れない。
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「警察は節穴か!」と所轄にもたくさんの不満の声が寄せられていた。警察の面子にもかけて検挙しなければならなかった。
何年も放置されていた悪の巣窟に警察が乗り込んだ。
通常、この程度の事案なら捜査員は10名ぐらいの規模だが、相手が相手だけに、山口の本家へ行くときでさえも動員されない、という120人もの捜査員が配備された。
思い起こせば警察もこの店には舐められていた。
入れ替え検査に行くと夏の暑い日にクーラーも切って対応した。室内は蒸し風呂だ。普通では考えられないようなことを平気でする会社だった。
捜査令状を持っていっても一筋縄では行かないことは分かっていた。
突入した日も「不正なんかありまへん」とドアに鍵をかけ開けようとはしなかった。これぐらいの抵抗は想定済みだった。
持ち込んだエンジンカッターでドアの鍵を焼き切って店の中に入った。
健全化推進機構もクロと判定していた。
1台の基盤を調べてみた。
ロムの足が切られ、基盤の裏にもう一つの裏基盤が隠されていた。
「全部めくれ!」
550台中370台が不正機だった。
店内にいた従業員の姿がいつのまにか消えていた。
島の中に人が入れる通路を発見した。
柱の中にはしごがあり、それを伝って2階の事務所に逃げられるようになっていた。
2階の事務所に入ろうとしたら暗証番号付きのドアだった。
従業員に「暗証番号を教えろ」というと「忘れました」。
この期に及んでも往生際は悪かった。
これまたエンジンカッターの登場である。
事務所を捜索して何よりも警察を驚かせたのが壁が隠し扉になっていたことだ。そこから外の駐車場に逃げられるようにしていた。
今回不正改造容疑で5人が逮捕され、営業許可は取り消しになったことはいうまでもない。
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ステーションワゴンの覆面パトは初めて見た。
千里中央方面でフォルクスのところがスピード違反した車を止めさせる場所だが、赤色灯を点灯させたステージアが止まっていた。
ナンバーまで覚えられなかったが警察もカモフラージュするのに必死だ。
スカイラインは結構古い型だったので引退してステージアになったのかも知れない。
この付近は上下線とも最もスピードが出る場所。車の流れに乗るのが一番だが80キロではやばいので、70キロに抑えるのがベストだ。
こんなことを書いてステージアに捕まったらシャレで済まない。

本文と写真は関係ありません
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寒さもあったが行先が地下鉄の駅の上、というのもあったし、なによりバイクを止める場所がなかったことなど諸々の条件が重なった。
話は盛り上がって3時間ほどいた。
もう一つのブログネタがいっぱい聞けた。
そんな時に1本の電話。
バイクではないので夕方から飲むことに。気が付けば3次会まで行ってた。
さらに気が付けばコートを着たままホットカーペットの上で寝ていた。着替える気力もなかった。
さあ、これからパワーランチだ。
まだ、酒は抜けていない。
ヘパレーゼを飲み忘れた。
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今の自分は長台詞どころか、初対面の人の名前が覚えられない。
最近苦労したのが「蔀」さん。見たことも聞いたこともない。漢字にルビはふっているが普段使わない言葉なのでこれがなかなか覚えられない。
これ、「しとみ」と読む。本来は雨風や光をさえぎる建具のことだが、蔀なんてこの年になって初めて聞いた。
「しとみ」と覚えたつもりがいつの間にか「みとし」になっていたりで、自分自身の記憶力の減退が情けなくなってくる。
苗字と言えば、村山と山村もそう。
知人に村山さんがいるが、これもどっちだったか考え込まないと山村といってしまったりする。
ボケ防止なんて言葉は年齢的にはまだまだ早いが、若年性のアルツハイマー病もある。
パソコンを使っていると、ついついコピペをするが、これも記憶力を減退させる一因かも知れない。
とりあえず、防止策は次の3つ。
① 有酸素運動をする
② 話し相手を持つ
③ 生活習慣病にならない食生活
2番はともかく1番と3番は身につまされる切実な問題である。
スイミングを復活させることも始めなければいけない。
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事故は広島で開かれた全国都道府県対抗男子駅伝で起こった。第1中継車の超望遠で捉えた映像がどこにもピントが合っていないのだ。最初はすぐに直るかと思って観ていたが一向に直る気配がない。

まあ、酷い。NHKの駅伝やマラソン中継史上最悪だったのではないか。
ちなみに引いた映像はもちろん問題なかった。超望遠カメラが壊れてしまった、ということだろうか。まったく不測の事態である。第2中継車を第1中継車と変える方法もあるが、第1中継車を追い越せるだけの車線がないのでどうすることもできない。

で、問題の放送事故を起こした第1中継車がこれだ。先週の京都で活躍した車両が広島にも来ていた。

何と車体にikegamiのロゴ。ということはカメラは池上通信機のものを使っているようだ。白い円筒形のカメラが問題を起こしたカメラ?
第1中継車の写真を抑えていたのは、きょうのネタのためだったのかも知れない。
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権力が正恩に移り、初めての生誕祭だ。正恩の力を誇示する場ともなるため、北朝鮮・党中央は例年以上に資金集めの指示を総連に飛ばしている。
金日成時代は忠誠心を見せるために競って寄付した。幹部ともなると面目を保つために最低1本=100万円以上を寄付した。長引く不況に加え、北朝鮮から心が離れているために資金集めが思うように進んでいないの現状のようだ。
可哀想なのは朝鮮学校の教師や総連事務局で働く職員だ。給料から強制的に5万円、10万円、と天引きされる。有無を言わさず徴収される。
地方の朝鮮学校の校長は給料ももらっていないほど財政は困窮している。
金持ちは3代続かないのが世の中の流れ。莫大な資産を受け継いでも相続税が払われず、土地を物納してすべてを失うとかよくあることだ。
北朝鮮しかり。
帰国船が到着したチョンジンの製鉄所の入口付近で「金正恩体制は持たない」と書かれた大量のビラが最近まかれていた。これまでにも反体制のビラはまかれたことはあったが、少量だった。
こうしたケースで真っ先に疑われるのが帰国者の不純分子である。
金正恩を神格化するために党中央も躍起だ。
最近の北朝鮮中央テレビでは過去のミサイル発射はすべて正恩の功績だった、と伝えている。最初にミサイルが発射されたのは今から13年ほど前で、正恩はまだ高校生ぐらいの年だ。
軍事の天才であることをアピールしたいのは分かるがそんな作り話を流石の北朝鮮人も信用しない。
ということは、2月16日は世界に正恩の名を轟かせるために、ミサイル発射は大いに警戒しなければならない。
帰国事業は北朝鮮と総連、赤十字と日本政府による壮大なる拉致だった。
労働力が欲しい北朝鮮と在日を追放したい日本政府の思惑が合致。北朝鮮では肉の入ったスープが飲めて、絹の服を着ている「地上の楽園」というありもしない話しをでっち上げて帰国運動を推し進めた。
いち早く嘘を見抜いていた民団は過激な反対運動を展開。新潟では枕木に寝転んで列車の運行を妨害したり、列車を爆破させた。
帰国運動は壮大な拉致という背景には、帰国者は不純分子とみなされ、差別も受けながらも、日本に残った家族は、日本国内でもその不満を口に出せないからだ。
その不満が北朝鮮に漏れ伝われば、北朝鮮に渡った家族が強制収用所送りになるためで、何もいえない。
送金するのも人質に取られている家族の身の安全のためである。
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