東京・杉並の飲食店に中国人26名の団体客の予約が入った。
その店はインバウンドの恩恵を受けている店なので珍しいことでもなかった。
予約を入れるときに中国人ガイドが「女体盛りをやりたい」とリクエストしてきた。彼らは日本の伝統文化だと思っているらしく、それを是非体験したいとのことだった。
これに対して店側は「衛生管理」を盾に断った。刺身を女体に盛って食中毒でも起こされたらたまったものではない。
暫く押し問答が続いたが、店側はサランラップを敷いてやることで了解した。
当日は2名の女体盛り役を手配していた。AV女優のプロダクションから手配していた。
「(女体盛り用の)刺身は一番上等のモノを出してくれ」とオーダーが入った。
この光景を目の当たりにすることになるのは従業員だった。
まず、女体盛りをするにあたり、女優の陰毛が気になり、剃ることになった。急きょコンビニへ走り、髭剃りセットを買ってきた。
AV女優のギャラは1人20万円。
剃毛してから女体盛りが始まった。写真をバチバチ撮り始めたのは言うまでもない。すぐにSNS上げ、中国へ帰ってからは自慢しなければならない。
刺身を食べ終わると、女体にはチップである万札が股間に挟まれていく。ギャラに相当するぐらいのチップの束で股間は膨らんだ。
金満中国人の1人当たりの予算は日本人の10倍近い3万円ぐらい。
お会計は42万円。
釣りはいらない、と50万円置いて帰って行った。
部屋には剃毛した陰毛が残こされていた。
これをきっかけにこの店は中国人グループの女体盛りツアーが始まることだろう。