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by tetorayade

2019年 01月 08日 ( 1 )

空き巣歴35年、年齢は70歳になった爺さんが一度も捕まることもなく、引退を決めた、という。

理由は後述するとして、この間溜め込んだおカネは1億近いという。

空き巣稼業に入るまではソープで住み込みのボーイをやっていた。

ソープの常連客が旅行中に空き巣に入られた話を聞かされたことがきっかけだった。

年末年始、旅行へ行く家は、あらかじめ新聞を止める。新聞がないところが旅行中というサインに見えた。

昔は地方紙は死亡広告が出るのが当たり前だった。葬式を終えたばかりの家を狙った。理由は確実に香典でたんまりおカネがあるからだ。おカネがあるだけでない。

お通やから葬式で家人は皆疲れ切って、やっと落ち着いて熟睡モードに入るころを狙った。

その際、心がけたのは全額は盗まないこと。全額なら空き巣に入られたことが分かる。例えば20~30万円あるとすれば、その半分を頂く。全額でなければその分、気づくのに時間がかかる。

高額は決して狙わない。5000円でも1万円でもいい。

ただ、ゼロ金利政策で最近はタンス預金をしている家が多くなり、2000万円の現金に出くわしたこともある。狙い目は一人暮らしの老人宅。家の中が乱雑なので空き巣に入られても気づかない。

全国行脚で年間で1000万円は荒稼ぎしている、と豪語。盗んだカネは廃屋となった実家の床下に穴を掘ってそこに入れている、という。つまり、手元には置いていない。

「空き巣で捕まるのは間抜け。時計に手を出して足が付く。ワシは現金専門。昔は生活のための盗みだったが今は趣味になっている」

では、なぜ、一度も捕まったことがないのか?

「手袋をはめるのは当たり前。靴は毎回新しいものに履き替える。1回履いた靴は昔は駅のゴミ箱に捨てた。今は川に流す。それと同じ地域では何度もやらない。何度もやるから足が付く」

前科がないから、警察も絞り込めない。同じ地域でやらないので全国を転戦して回る。

証拠はその場で消す。だから、一度も捕まらないし、もちろん、前科もない。

さて、足を洗う理由。

最近はセコムをしている家もあるようにセキュリティーが厳しい。もちろん、セコムのシールが貼っているだけで、敬遠する。

「タクシーにドライブレコーダーが設置されるようになってからは、タクシーには一切乗らないことにしている。バスにもカメラ、街中にもカメで神経を使うようになった。今、辞めればこのまま捕まらなくても済む」

免許証も持っていないので、個人情報が警察にもない。

この知恵は何か別なところで発揮してもらいたいものだ。

by tetorayade | 2019-01-08 00:01 | 社会ネタ