連日、体操の宮川選手問題がワイドショーで取り上げられることで、今や体育会系で暴力による指導は完全御法度という空気が流れている。
特にバイキングの坂上忍は「暴力は絶対にあってはならない」と断言。多少の暴力容認派には容赦ない批判を浴びせる。
宮川選手問題ですっかりイメージダウンに陥っているのが朝日生命である。
朝日生命=塚原夫妻=パワハラの図式が出来上がっていて、このままでは業務委託=スポンサーを降りることが懸念されるところだ。
暴力反対の中で、惜しまれて死んだ星野仙一は、早く逝って良かった、とつくづく思う。
星野と言えば燃える闘将=鉄拳制裁である。
今年になってスポーツ界の闇の部分が次々に炙り出されているが、共通するのはパワハラである。
星野だってパワハラ=暴力=鉄拳制裁=罵声=怒声=恐怖政治で、存命なら今頃は楽天の役員を辞任する羽目になっていたかもしれない。
スポーツ界の暴力指導がここまで社会問題化する前に死んで良かった、と思う。
鉄拳制裁は元々美談ではない。