2013年 03月 13日 ( 1 )
きょう、行くしかない。
日曜日に納車して3日目。絶好のツーリング日和だ。幸い、仕事も入っていない。
行く先は寝屋川から外環状を走り、河内長野から橋本へ抜け、高野山に入り、龍神スカイラインを通って、田辺市に出て、あとは海岸線沿いに大阪へ戻ってくる、というルート。
どれだけの距離があるのかも、夕方まで戻って来られるのかもわからないままに、9時過ぎに家を出発する。
4月29日まで無事故・無違反でなければならない。
そんな状況で知らない道を走るな、と天の声が聞こえてくる。
実際、間一髪だった。
河内長野から橋本へ抜ける国道371号線は高速道路のような部分から始まるので、思わずスピードを出したくなる。
「まさかこんな田舎でネズミ捕りはないよな」と思ってトンネルを抜けたところで、警察官とレーダーを確認。さほどぶっ飛ばしていなかったが、スロットを戻して減速。止められることなくそのまま通過。
これが80キロ以上で走っていたら、捕まって免停60日になるところだった。
知らない道を走るときは車の流れに乗ることが鉄則だが、信号待ちでどうしても前まで行くので、先頭を走ってしまっていた。
高野山へは国道とはとても呼べない371号線で上る。
車1台がやっと通れるような山道で、すれちがう車もないが景色はいい。
家を出てから3時間でようやく高野山に到着した。

ここで昼飯を食って、ちょっと散策。
ここから本日の最大のお楽しみの龍神スカイラインへ。

その思いを無残にも打ち砕いてくれたのがこの看板だ。冬の間は二輪は通行止めだった。
これで田辺へ抜けるルートも使えなくなった。
急きょ、有田市へ抜けるルートに変更した。
ここも景色がすごい。

天空に民家。
有田川の水の色がコバルトブルーに変わっている。その先はエメラルドグリーンに。
なぜ、川の水がこれだけ色が付いているのか、ナゾはしばらくして解けた。
予想したとおり、その先にダム(二川ダム)が出現してきた。
昼飯休憩以外は走りっぱなしに、背中が痛くなってくる。
途中、道の駅で体を休める。といっても、ものの5分も止まっていなかった。

有田市街地に出たのが3時ごろ。
26号線に出てもかっ飛ばすことなく、車の流れに乗る。
ところが、ここでまたまた危機一髪。
堺市内に抜ける26号線の高架は思わずスピードが出る場所だ。
この時は先頭を走らず、車の後ろを走っていたのだが、80キロぐらいになっていた。反対車線で覆面パトがサイレンを鳴らして走っている。こんなところに覆面が走っているのかと思ったのも束の間。
堺市内の出口で赤色灯をつけたステーションワゴンが止まっている。
これも覆面で上下線でスピード違反の取締りをやっているではないか。
くわばらくわばら。
8時間あまり走り続け、スピード違反で切符を切られることもなく無事、到着。
本日の走行距離約300キロ。燃費はリッター50キロぐらい。
リードよりかなり経済的だ。
