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by tetorayade

2011年 03月 08日 ( 1 )

トライアル採用の真実

求職活動中の知人は40代。子供は小学生。まだまだ家族を守っていかなければならない。

ある日面接に行った会社が、ラジオの広告営業の会社だった。

仕事中はパソコンからラジコが流れている。それでAMラジオのCMの厳しさは手に取るように分かる。耳に残っている印象は、尼崎ルモールと競艇のCMぐらいだ。

広告メディアの中でもラジオは、テレビのように機械的な視聴率調査が取れない。その代わり聴取率をアンケート形式で取っているようだ。どの時間帯にどこの局を聴いていたかを日記形式で記入していくようだ。

そもそもラジオは一つの局を固定して聴く傾向が強い。テレビのようにチャンネルを回すことはないからだろう。

ただ、自己申告制なので信憑性は疑わしい。

広告料金も広告制作費もテレビに比べれば破格だ。それだけ効果が薄いからだろう。

で、面接に行った時、担当者にいわれた一言がこれだ。

「決裁権のある社長にアポを取って、最初の訪問で決めてくること。それができないとダメ」

フルコミッションの百戦錬磨の営業マンでもあるまいし、こんなことをいわれて「はい、頑張ります。是非やらせてください」という人間がどれぐらいいるのだろう。

だいたいどんな会社でも3カ月の試用期間を設けている。

その間にダメだと思えば、クビが簡単に切れるわけだが、最近は就職難で国からトライアル採用の補助金が申請すれば、会社に支給されている。

1人月額4万円。3カ月間で12万円の補助が受けられる。

前出の会社ではないが、補助金を受けるのが目的で、厳しい条件を突きつけて、それでも働きたいという人を採用して、使えなくなるとぼろ雑巾のように捨てる会社もある。それで使える人間が出てくればみつけもの程度にしか考えていないような気がする。

トライアル採用は就職の門戸を開放するために、本当に役立っているんだろうか?

悪徳企業の食いモンにされていないか、と心配になってくる。

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by tetorayade | 2011-03-08 00:12 | 社会ネタ