人気ブログランキング |

日々のニュースから業界ネタまでかきなぐります


by tetorayade

2008年 03月 30日 ( 1 )

ホテルにはオープニングイベントがあれば、クローズドイベントというのもあるようだ。

そんな情報から分かったのが、ユニバーサルスタジオに隣接するホテル日航ベイサイド大阪が3月31日をもって営業を終了する、ということ。

2002年4月の開業からわずか6年で幕を閉じることになった。

b0017844_2044429.jpg

ユニバーサルスタジオ駅前という好立地にありながら、ユニバーサルスタジオのオフィシャルホテルではなかった。

ユニバーサルスタジオの協賛航空会社はANAのため、ライバルの日航はオフィシャルホテルになれなかった。それが原因で稼働率が落ちたかどうかは分からないが、たった6年で閉鎖とは日航グループの財務内容はよほどひどいのか。

でも、すぐに、ホテル京阪がホテル京阪ユニバーサルタワーとして営業を引き継ぐ。ホテル京阪はオフィシャルホテルなので、今度はオフィシャルホテルとして登録される。

2001年に開業したユニバーサルスタジオは大阪市が出資する3セク方式でスタートした。
大阪市の助役経験者らを送り込み、社長に据えていた。幹部職員の天下り先であり、彼らの私腹を肥やす装置がユニバーサルスタジオであったわけだ。

装置産業の大型テーマパーク。年々アトラクションを増やして、客も増やしていくものだが、業績はすぐには伸びなかった。収入より借金の返済額のほうが多く、累積赤字は膨らむ一方。大阪市が追加融資するなど大阪市のお荷物になっていた。

財政難の折、大阪市は支援を打ち切るとともに2004年、本家ユニバーサルスタジオからテーマパーク運営のプロであるグレン・ガンペル氏を社長に迎えるとともに、大阪市の出資比率も25%から10%に下げ民間会社化を加速させる。

2005年にゴールドマン・サックスグループなどを引受先とする250億円の第三者割当増資を行って得た資金を借入金返済にまわし、借入金を約650億円に圧縮、有利な返済条件で借り換えも行った。

グレン・ガンペル社長になって3年。

最近はこんな明るい決算概況を発表している。

2008年3月期中間期におきましては、「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」が引き続き人気を集めていることに加え、夏季限定イベントなどの施策が功を奏し、入場者数は前年同期比3%増の408万2千人を記録しました。
入場者数の増加に加え、2006年7月に実施した入場料金の値上げやアトラクション優先入場券の販売が好調であることなどにより、売上高は前年同期比5.3%増の371億円、営業利益は55.8%増の51億円となりました。また、中間純利益は46億円で前年同期に比べ、32億円の増益となっています。
なお、当社は、当中間期(2008年3月期中間期)より1株につき750円の配当金をお支払いすることを決定しております(年間配当金は1株につき1,500円を予定しております)。


ちなみに、未だにユニバーサルスタジオには行ったことがない。


人気ブログランキン
by tetorayade | 2008-03-30 11:19 | 社会ネタ