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[ 2007-02 -07 22:05 ]
2007年 02月 07日 ( 1 )
枕元から流れるミスター・ロンリーのオープニング曲と共に流れる城達也のナレーション。
いつしか、乗ったこともないファーストクラスのシートに深々と身を沈めて、夜間飛行に入る。極上の音楽を聴きながらシャブリを飲み、それが催眠誘発剤となる。目が覚めると眼下には金門橋が見えてくる…そんな気分にさせる番組だ。
番組のスタートは昭和42年、というからかなりの長寿番組。実際、リアルタイムで聴き始めたのは昭和50年ごろからか。当時はオーディオマニアの兄貴の高価なステレオ装置から聴いていた。「FMレコパル」、「FMファン」というFMエアチェック雑誌なるものがあった。番組表がメインで録音したい曲を探すことができた。FMの高品位音楽をカセットテープに録音して音楽を聴いた時代には欠かせない雑誌だった。
懐かしい。あの当時が蘇る。
FM東京の名物番組でもある「ジェット・ストリーム」は、今は伊武雅刀が4代目のキャプテンとなり城達也亡き後の原点に一番近いスタイルで放送されている。
で、生涯学習のユーキャンが、異常なほど広告宣伝に力を入れているのが全10枚組みのCDアルバム「ジェットストリーム」だ。
一括払いで2万8900円。
このCDを売るために、テレビコマーシャルをがんがん流し、、新聞折込でチラシを入れ、駅にはでっかいポスターが張り出されている。これでもか、これでもか、とジェットストリームが刷り込まれる。
すごい。すごすぎる広告宣伝費のかけたかだ。
で、このCDを誰が買うのか。
対象はおそらく団塊の世代だと思われるのだが、ユーキャンのことだからこれで終わらせるはずがない。
団塊の世代の顧客を抱え込んで、二の矢、三の矢、四の矢を放ちながら、生涯買い続けさせる仕掛けの第一弾というところだろうか。
2月13日までに申し込めば、腕時計までつく。
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