人気ブログランキング |

日々のニュースから業界ネタまでかきなぐります


by tetorayade

2006年 10月 04日 ( 2 )

業務請負を簡単に定義すると、業務を全部請け負う代わりに、その業務に必要な設備機器もすべて自前で揃えなければならない。

たとえば、今問題になっている工場への偽装請負問題。これらの製造業の場合は、工場設備を自前で持つ必要があるのだが、そもそもこの時点で業務請負のほぼ全部が偽装請負なわけだ。

今は、命令、指示系統を問題に、実際は派遣社員なのに、偽装請負と騒いでいるが問題はもっと違うところにある。

業務請負という形態を今後ともとり続ける場合は、請負会社が工場を自前で持たなければならない、ということなのだ。

監督官庁が行政処分を行う場合は、一罰百戒主義を執る。

業界最大手を狙い撃ちすることで、その他大勢を一瞬のうちに黙らせる常套手段だ。

で、今回偽装請負で事業停止命令が出たのが、人材派遣最大手の「クリスタル」の製造派遣部門の「コラボレート」だった。

業界内では悪名高い会社の一つ。

派遣会社がトヨタや松下電器の工場設備を持つなんてできるわけもない。となると、工場の所有権を名義上だけ変更して乗り切るわけか? それともピンはねした金で簡単な工場設備を作ってしまうのか。

それができなければ、業務請負という形態は捨て、人材派遣で行くしかない。

メーカー側は派遣は正社員の登用を余儀なくされるため、絶対に派遣形態は取りたくない、というのが本音。実は、派遣会社が悪いのではなく、日本を代表する一流企業の人件費削減が産んだ雇用形態ともいえる。

業務請負で働く労働者の賃金が安い分、業務を委託したメーカーは海外に工場移転することなく、人件費を大幅に削減して利益を出しているわけだ。

その論で言えば、本当に悪いのはメーカーだ。

追記

10月5日付、朝日の朝刊で、コラボレートは自社工場で業務受託を行うことなどを社告した。


人気ブログランキン
by tetorayade | 2006-10-04 23:17 | 社会ネタ

筑紫哲也こそ降板すべき

マスコミは第3の権力ともいわれているように、批判する立場が批判される立場に逆転すると第3の権力を発動するようだ。

昨日、ニュース23で山本モナが健康上の理由で番組を休むことになった、とだけ伝えたことで再びネットでは非難の嵐が巻き起こっている。これを受けて、筑紫哲也が今夜どう発言するのか注目していた。

第一声はこうだった。

「今夜から誰にとっても関心事を取り上げます」

いきなり、山本モナの不倫騒動について、メインキャスターの筑紫哲也が弁明するのかと期待がかかった。

不倫問題をこのままにしてはおけないもんな。オウム事件の時も筑紫哲也は「TBSは死にました」と名言を吐いた。

さすが、筑紫哲也。身内の自己批判を展開してくれるんだな。

「癌です」

お~い。

飲酒運転問題は熱心に取り上げたマスコミ。不倫問題も道徳という観点からは同じ問題だ。ましてやニュースキャスターといえば、社会的責任も一般人以上に問われる立場だ。それだけのギャランティーも貰っている。しかも、相手は政治家。これまたキャスター以上に社会的責任がある立場だ。

それを個人のプライバシーに関する問題だから、と完全スルーするようではニュース23も終わった。

TBSは不倫が発覚した時点から、この問題で山本モナを降板させることはない、と明言していた。

キャスターと政治家が不倫を働いても何らお咎めなし。不倫は悪いことではない、とまるで肯定するようなもの。これでは子供への教育上もよくない。

世間一般もみんなやっていることだし、愚民から非難されて降板なんかさせてたまるか、という第3の権力を感じずにはいられない。

番組の冒頭から自己批判をするなり、山本モナの不倫問題に対するニュース23の姿勢を明らかにして、早急に視聴者をすっきりさせる必要がある。

それができないのなら、筑紫哲也こそ番組を降板すべきだ。


人気ブログランキン
by tetorayade | 2006-10-04 00:02 | 社会ネタ