始まった資本主義崩壊のカウントダウン
2008年 11月 19日
リッター132円になったらしいが、ガソリンスタンドへ行ったのは6月が最後なので、下落の実感やありがたみもない。
石油産出国が制限しない限り、まだまだ下がる。需給バランスを崩して、原油が投機の対象になったためガソリン価格は180円台まで高騰したが、本来の需給バランスに戻れば、100円ぐらいが妥当なところか。
世界的金融不安。大倒産時代。負の連鎖からモノがまったく売れない状況に拍車がかかっている。
庶民の消費マインドは完全に冷え込んでいる。ガソリンが安くなったからといってドライブ気分でもない。
トヨタショックの影響がどこまで及ぶのか。想像もできない先行き不透明感が沈殿する中で今年も余すところ40日。
2009年は一気に負のスパイラルが噴出することしか想像できない。つまり、アメリカ発の金融不安は、アメリカのギャンブル型市場主義経済の終焉=世界大恐慌だ。
アメリカ経済が崩壊すれば、アメリカの国債を多数保有する日本も共倒れする。
ラビ・バトラは2010年までに資本主義は崩壊すると経済60年周期を元に分析して預言したのは1978年のこと。貧富の差が拡大する社会がまともなわけがない、と。
資本主義が崩壊した後にやってくるのはプラウト主義経済(経済民主主義)による共存共栄の社会が実現する、というのだ。
一時期混乱をきたすが、未来は明るい。
サブプライムローンの破綻によってカウントダウンは始まった。
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