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by tetorayade
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魚屋道で有馬温泉までハイキング

これ以上足が上がらない! 足に鉛が入っているかのように重たい。階段の上り下りでひざが悲鳴を上げる。長い人生でこれほど歩いたことはなかった。

きのうは疲れ切って夜のブログ更新もしなければ、コメント返しをする気力もない。

一晩寝たらもう大丈夫。きのうの歩きつかれた1日を振り返る。

きっかけは産経新聞に載っていた「関西てくてく歩き隊」を読んだ嫁の一言だった。子供のころはよく行っていたので行く気になったようだ。

山登りは初めて。何でも格好から入る自分的には靴だけはスニーカーではなく、普段履き慣れているホーキンスを選択。一方の嫁は山へ行く格好ではない。娘が使っていたリュックを押入れから引っ張り出していたが結局手提げバッグにスニーカー。

ルートはJR甲南山手駅から魚屋道(ととや)で有馬温泉まで抜ける六甲山縦走コースだ。
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全長は12キロ。平坦な道なら何でもない距離だがハイキングコースとはいえ、山頂に行くまではずっと上り…

甲南山手駅のコンビニで軽食を調達して魚屋道の目印になる森稲荷神社前を通過したのが10時25分。これをスタート時間としよう。
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山の手に広がる住宅街はずっと坂。登山口までの9分間歩いただけで先が思いやられる。

第一目標の休憩地点は蛙岩。ここまでは田舎の畑へ行く山道のような感じだが、歩けど歩けど到着しない。

11時6分。蛙岩。
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40分歩いただけで、嫁はすでに帰りをどこで引き返すかを考えている。そりゃ、そうだろう。全長の10分の1を歩いただけで息を切らしている。

嫁がゼイゼイハアハアいいながら歩いているのに対して、スイミングをやっているせいか息は切れない。

山道にも慣れたころ大勢の人の声がする地点へ。ここがランチタイムにはかっこうの場所である風吹岩だ。到着時刻は11時40分。
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この景色を見ると苦労して上ってきた甲斐があるというもの。
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風吹岩はハイカーのランチタイムのたまり場なので食べ物が豊富なのか、イノシシの親子が登場すれど、誰も驚いたり、騒いだりしない。むしろ人に近づいてくるぐらいで人懐っこい家族だ。
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20分ほど休憩して次の目的地雨ケ峠を目指す。

このあたりから下山するハイカーとすれ違いことが多くなる。

「こんにちは」

こうやって声を掛け合うのもマナーのようだ。すれ違うハイカーの数もどんどん増える。そのたびに「こんにちは」。あいさつに疲れることも。

途中、湧き水ポイントがあったが「汚染されていて飲めません」の注意書き。手を洗うだけでも気持ちがいい。
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気になる植物を撮影する余裕もまだある。
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12時57分雨ケ峠到着。
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六甲最高峰まで2.3キロの地点まできたが山道の1キロはすごく長い。気は許せないが、山頂の鉄塔が近くに見える。
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一瞬元気が出るが、この距離感が曲者だということに後で気づく。
13時18分。七曲り入口で大きな川の流れが。ここでちょっと嫁はタバコ休憩。
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ここから一軒茶屋までが初心者にはかなりハードな最後の難関。かなりきつい階段状の上りが延々と続く。これまで消耗していた体力に加え、足の疲れがどっと出てくる。ひとつの段差がきつい。足がだんだん上がらない。2度、3度と休憩。

ほとんどのハイキングコースは石がごろごろしている。どうして石があるのか恨めしい。石の感触が靴底に来る。石を避けて道の端を選んで歩いたりする。それぐらいごろごろ感が嫌になる。

少しでもフラットで石がない道に出ると天国気分になる。

苦しみの七曲りが過ぎたことを知らせるのが車が走る音。

14時14分。一番茶屋到着。
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約4時間かかって山頂まで到達したが、帰りをどうするか。ロープーウエイで下るにしてもその乗り場まで歩かなければいけない。

どうするか思案している時に、山歩きを趣味にしているおじいちゃん、おばあちゃんの30人ほどの集団に遭遇。今から有馬温泉に下るところ。「1時間で下れる楽勝コースや」という言葉に勇気付けられ、有馬を目指すことにする。

最初はしんどくなったら風吹岩で引き返そうかと思っていたぐらいで、有馬温泉なんか絶対に無理だとあきらめていた。

最終目的地は有馬温泉へGO。

山歩き同好会のじいちゃん、ばあちゃんよりも先に下り始めたが、「お先に」とすぐに抜かれる。平均年齢は70歳ぐらいだろうが、元気だ。

有馬へ下る道からはほとんど外の景色は見えないが、ちょっと紅葉も。あと1カ月もすればもっと色づいているか。
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ほとんど下るだけなのだが、膝が笑う。足の疲れもピーク。ごつごつした石ころが足裏に伝わる。

15時33分。有馬からの上り口でもある虫地獄到着!下りきった。
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産経新聞の記者が歩いているので、歩けないことはないが、嫁の体力が持つかどうかだったが、やればできるではないか。

有馬の温泉街で名物のサイダーで一息つく。
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さて、足湯に浸かって帰ろうかと思ったら、嫁は温泉に入ることを主張。そりゃ、そうだが有馬まで到着できると思っていないので着替えを持ってきていない。

躊躇したが、やっぱり有馬に来て温泉に入らない手はない。

16時。
で、650円と手ごろな値段の「金の湯」へ。
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これが有馬名物の赤湯で鉄分が豊富。疲れた足腰にしみる。
館内は連休期間中ということで超満員。ハイカーの姿に加え、中国、韓国語も飛び交う。

風呂を上がって改めて思った。

六甲を縦走して有馬温泉に入らないのはやはり馬鹿だ、と。5時間あまり歩いたご褒美が赤湯だろう。

産経新聞の記事は「銀の湯」に入ったところで終わっているが、こっちはまだ終わらない。

有馬温泉駅から三田経由で帰る。もはや、嫁に晩飯を作る気力は残っていない。
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きょうこそは、気になっていた地元の「豊丸」へ行く絶好のチャンス。
有馬温泉から1時間半で無事到着。
店内はほぼ満員。魚屋台なので当然魚がメイン。
安くて鮮度も高く、刺身はうまい。
1本100円からのてんぷらよりも、つぼ一杯に盛られた大根すりの量(写真右端のステンレスのつぼ)に驚かされる。余った大根すりの行方が気になる。
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たらふく食べてところで、早くに注文したおでん盛りがなかなか出てこない。催促しようとしたところでやっと持ってきた。よく浸かった濃い色をしているのだが、一口食べて驚いた。

ぬるい。

出し忘れて冷めたのか、電子レンジでチンしたのか。これで豊丸の評価が一気に落ちた。

産経記者は万歩計をつけて歩数を載せていた。自分も持って行くつもりだったが、忘れてしまった。何か必ず1つは忘れるものだが、今回は万歩計だった。

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by tetorayade | 2008-10-13 11:23 | 私的ネタ