日々のニュースから業界ネタまでかきなぐります


by tetorayade

地盤沈下や火災事故にも耐え上海ヒルズが完成

中国一の超高層ビル「上海環球金融中心」通称「上海ヒルズ」が8月28日に竣工した。

高さ492メートル、地上101階建て。
b0017844_10385229.jpg

遠く上海のことなのでほとんどの人が忘れているが、1年前の8月14日、建築中に40階付近から火災が発生し3~4階上まで延焼している。

予定では完成目標は2008年春とされていた。

北京オリンピック開催までには余裕で完成しているはずだったが、結果的にはオリンピック後だった。この火災事故が響いたのかもしれない。

難産の上での誕生だ。

アジア通貨危機で4年間工事が中断されていた経緯がある。2004年11月に中国のゼネコン2社(中国建築工程総公司、上海建工(集団)総公司)で工事が再開。通常4年かかるところを3年で施工しようとした。

この地区は10年前は畑にすぎなかった場所だったが、建築ラッシュが続いた結果、建設現場は年間6センチを超えるほど深刻な地盤沈下が続いていた。

基礎工事中にはコンクリートの杭が折れる事故が発生。基礎を固めるために大量の凝固剤注入されている。

テーマは「垂直立体都市」。

79~93階は「パークハイアット」。世界一高いところにあるホテルとなった。ある意味世界一スリリングなホテルでもある。

本家、六本木ヒルズはホリエモンなどによって若くして成り上がった者が次々に入居するようになりヒルズ族ということばも生まれた。

ところが、ヒルズ族であるホリエモンや村上ファンド、グッドウィルの折口会長らの不祥事が相次いだことから、逆に企業イメージが悪くなるからと、六本木ヒルズを出て行った会社も少なくない。

アジアの新しいランドマークの象徴として期待されている上海ヒルズはどんな末路を辿るのやら。


人気ブログランキン
by tetorayade | 2008-08-30 11:08 | 海外ネタ