TBSらしいといえばTBSらしい。
これまで一貫して亀田家に肩入れしてきたTBSが、亀田の敵だった選手の物語をドラマ化して放送してしまうんだから恐れいった。
タイトルは「内藤大助物語」。
実に分かりやすい。
中学校時代からイジメにあい、そのストレスが元で胃潰瘍になってしまう内藤少年。
体も小さかったことから、最も標的になりやすいパターン。
まさに、亀田兄弟と内藤大助が同級生だったら、イジメの対象になっていたことだろう。
内藤少年は高校卒業後、調理師になるために北海道を後に東京に向かう。
そこで偶然出会ったのがボクシングジムで、ひ弱だった少年がいじめっ子を見返すためにやがてボクシングにのめり込む。
プロテストにも一発で合格。
デビュー戦は1ラウンド55秒でKO勝ち。連戦連勝で東日本新人王、全日本新人王のタイトルを取り、ふるさとに錦を飾ったところで物語りは終わる。
この間、ジムにストレス解消で入門してきた現在の奥さんとの恋物語を挿入したり、実話に基づいた展開だった。
内藤大助が亀田大毅に負けていたら、このドラマもなく、「亀田兄弟物語」を放映して、亀田一家を礼賛し続けていたんだろうな。
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