ついに同業者からも見放された。船場吉兆が加盟していた大阪府料理業生活衛生同業組合から退会勧告が出ていたが、船場吉兆は自発的に退会届を提出した。
民事再生を申請しながら、旧経営陣のささやき女将を社長に残したことが、すべての間違いの始まりだと思っていたが、最悪の方向へ拍車がかかった。
この女将はそもそも面構えが悪い。一流料亭の女将としての品格が備わっていない。70年あまりの生き方が顔に出ている。
業突く張りな顔。
見つからなければ何をしてもいい人生を送ってきたのだろう。
客が食べ残した料理の使い回しが発覚した時もそう。
真っ先に社長である女将が謝罪会見をする立場なのに、料理長に責任をなすりつけた。
これだけで、世間の印象は十分悪かった。世間の目には社長は逃げているように映った。
次に女将の会見。
いつも、ずっと下を向いたまましゃべっている。この女将は真っ直ぐ前を向いてしゃべれない。ということはまだ隠していることがあるから、という風に世間は取る。息子は泣いて産地偽装を否定した演技派。
女将が会見するたびに、船場吉兆のイメージはどんどん悪くなる一方だ。
組合もそれを見かねたのだろう。高級料亭はどこも使い回しをしている、と思われたら、たまったものではない。
風評被害で船場吉兆と一緒にされたら迷惑とばかりに、退会勧告という名の除名処分に向かった。
早速、組合のホームページから船場吉兆の名前が消えた。
やることが早い。
次に船場吉兆のことを書くとしたらこうだ。
船場吉兆が民事再生の道を断念。事実上、倒産した。
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