第一報を聞いた時は、再会したばかりの24時間営業を中止するのかと思ったら、真反対のコメントだった。これで吉野家ファンは胸を撫で下ろしていることだろう。
確に、たまに食べる吉野家は掛け値なしにうまい。でも、昼飯に牛丼は寂しい。
吉野家は企業コンプライアンスに則り、BSEの原因物質とされている危険部位の脊柱が付いた肉が混じっていたことを発表した。
一昔前なら、こんなことは公表しなかったのだろう。しかし、最近は内部告発後のダメージが大きい。偽装だらけのミートホープは会社が消滅した。
そういうこともあって積極的に発表したのだろうが、発見したのは21日。それから中1日置いて発表したのがややひっかかる。
安心して発表できたのは、危険部位の付いた肉の箱には認証シールが貼られていなかったことに加え、本来仕入れている肉とはまったく違った部分であったことから、単純な発送ミスによって混入したものと片付けられる、と判断したのだろう。
輸入元のナショナルビーフ社は、日本向けとは違ったものが混入したことは認めたが「日本以外では、この状態で出荷しているのに」と困惑した表情を浮かべた(推測)。
ま、脊柱が付いているぐらい、中国産に比べたらかわいいもの。すぐに死ぬことはない。
中国の食害によって、アメリカ産牛肉の危険性もはるかかなたへ吹き飛んだ。
アメリカにとっては中国様さまだ。
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