後期高齢者医療制度と山口補選
2008年 04月 16日
全国各地で混乱が露呈した。保険料の計算ミスや保険証が届かないなどのバタバタぶり。
同じ日に、衆院山口2区の補欠選挙が告示された。自民党が推薦するのは国土交通省OB、民主党は旧大蔵省OB。
しかし、民主党にはどうしてこうも選挙前にいい風が吹くのだろうか。日頃の行いが決していいわけではないのに。
高齢者医療制度では、「年寄りは早く死ねということか!」と怒りが爆発しているところへ持ってきて、自民党はガソリンの暫定税率を戻し、5月からはガソリン代を再び上げる、と息巻いている。
民主党にとっては自民党を叩く好材料ばかりだ。
民主党が負ける要素がない。
方や自民党の頼みの綱は道路特定財源にぶら下がる地元の土建屋さんたち。地方から公共事業を減らしたら、土建屋が食っていけない、と訴えるつもりか?
ましてや候補者はよりによって悪の巣窟ともいえる国土交通省出身者。こいつらが税金の無駄使いをしなければ、医療制度を変える必要もなかったはず。
これで自民党が勝ったら山口県民の良識が疑われる。
自民党を勝たせても何一ついいことは起こらない。
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