日々のニュースから業界ネタまでかきなぐります


by tetorayade
カレンダー

台湾総統選はチベット問題が後押しにならず

チベットの抗議行動のおかげで、普段は関心のない台湾の総統選の行方まで気になる。

関心といっても中国からの独立派が勝つのか、反独立派が勝つのか。この一点だったが野次馬からすれば、残念な結果になった。

劣勢が伝えられていた中国からの独立を推し進める民進党が、今回のチベット問題でどこまで追い上げるかが、注目された。

いざふたを開けてみると200万票の大差で国民党の馬英九氏が当選した。

民進党の謝氏はチベット騒動に絡めて台湾を中国の一部とする「一つの中国」の原則を認める国民党を批判したが及ばなかった。

台湾人は非常に冷静だったというか、8年続いた民進党・陳水扁政権の汚職や経済政策の不振でヘキヘキしていたのか。

世論調査では台湾人は早急な独立も統一も求めておらず、中国とは付かず離れずの現状維持を望む声が多いという。

ここが中国から長年虐げ続けられているチベットと大きく違う点だ。

理想は独立だが、現実的には現状維持。下手に独立を宣言すると中国からの武力侵攻が起こることを懸念するからだ。

現実主義で安定を求める台湾人の姿が浮き彫りになる。

台湾独立派の民進党政権が続いたからといって、チベット問題に影響を与えることだけはなさそうだった、ということか。

追記

新総統に選ばれた馬英九氏は記者会見でモンゴル問題に触れ、「チベットでの事態が悪化すれば、われわれは五輪に選手を派遣しない可能性も検討する」と述べた。

親中派だと思っていたのに意外な答えだ。

世論調査をした上での条件付だが、ボイコットを表明した時点で台湾海峡に緊張が走りそう。それはそれで国際的な非難を浴びることになり、台湾としてもまたとないチャンスである。


人気ブログランキン
[PR]
Commented by なな酢 at 2008-03-23 13:29 x
こういう時期だからこそ、国民党が勝ったのでしょう。
彼らはシナの崩壊を見越していて、その後の政権担当者として大陸に進出するつもりなのです。そのためには「一つの中国」でなければ具合が悪いのです。
Commented by tetorayade at 2008-03-23 22:16
>なな酢さん
独裁国家がオリンピックを開くと10年後には崩壊するようなジンクスがあるように、中国の崩壊は現実問題になってくるかもしれませんね。
by tetorayade | 2008-03-23 09:37 | 海外ネタ | Comments(2)