新製品に飛びつくほうではない。
可処分所得が低いために「買えない」といったほうが正確なのだが、液晶テレビもテレビが完全に壊れたために去年夏に買ったほど。ま、十分液晶も安くなった時だった。
で、わが家の録画装置は未だにVHSビデオレコーダーだ。テレビ番組を録画したり、レンタルビデオを借りることもほとんどないため、これで新製品の必要性がない。
従って、次世代のDVDの規格戦争もわが家には無縁のできごと。この部分では完全に遅れを取っている。
東芝が孤軍奮闘していたHD-DVDがソニーや松下、シャープがタッグを組んだブルーレイ・ディスクに白旗を揚げた。撤退の検討に入った。
DVDソフトの供給元であるアメリカの映画会社ワーナー・ブラザーズがブルーレイ・ディスク陣営についたことが決定的となった。
レンタルビデオが運命を左右するほどの力を持った、ということだ。
東芝は赤字覚悟の値下げで抵抗したようだが、長いものには巻かれるのが世の常のようだ。
性能的にも記憶容量はブルーレイ・ディスクに軍配が上がるようで、消費者の間でも、HD-DVDは敬遠されていたようだ。
東芝が撤退することで消費者にとっては迷わなくて済むようになったわけだが、東芝は在庫をどう処分するのか。
小売価格は家電量販店で10万円を切るぐらいで売られていたようだが、半額以下、いやいや、1万円で持ってけ! とはならないか。
DVDソフトのことを気にしなければ十分使えるわけだろうから。
処分価格の行方が気になるところだ。
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