姉歯建築士の耐震偽装問題発覚から2年が経過しようとしている。この問題を受けて改正建築基準法が6月から施行された。
「まったく仕事にならない」とぼやくのは設計士。これまで建築確認申請を出した場合、民間なら2週間、役所なら1カ月かかっていたものが、6月以降は3カ月もかかるようになったようだ。こと細かくチェックするようになったためだ。
申請書類にミスがあった場合は、やり直しではなく、取り下げになる。そのためまた申請をやり直すので、また3カ月かかってしまうため、案件がなかなか前に進まない、ということだ。
姉歯建築士の不正のツケがこんな形で現場に影響を投げ落としている。
話しは突然相撲に。
時津風親方の除名処分に伴い、時津梅が急きょ時津風部屋を継承することになった。
時津風部屋をはじめ、各部屋はこれまでのように、かわいがり、と称したシゴキはできなくなる空気がある。
ちょっとでもしごけば、リンチを受けた、と警察に駆け込む新弟子も出てくるかも知れない。
相撲界は古い体質が残っている、と非難されるが、何んでもかんでも、これまでのやり方を否定して、強い力士が育つかどうかは、疑問。厳しい稽古もしないで一人前の力士は育たない。
かわいがりがなくなった結果、ひ弱な力士ばかりになって、相撲そのものがつまらなくなりそうな気がする。
そんなことを姉歯問題から感じた。
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