王監督に引き続き、巨人の長嶋終身名誉監督までが奥さんに先立たれた。
今朝、都内の病院で亜希子さんが心不全で亡くなられた。64歳だった。葬儀・告別式は近親者のみで行われるという。
終身名誉監督という長島氏の立場、長男一茂、次女三奈の社会的関係を考えても密葬はないだろうと思われるのだが、長嶋家に何が起こっているというのだ。
週刊文春は今年2月ぐらいに長嶋監督が熟年別居ということを報じている。
それによると長嶋監督が脳卒中で倒れる1年前からバリアフリーのマンションを買い、そこで暮らしていた。亜希子さんは20年以上前から、膠原病を患い、入退院を繰り返していた。
田園調布の広くて階段のある豪邸で生活するより、マンションで生活するほうが便利、というのが理由らしい。
自宅をバリアフリーに改装すればいいようなもの。熟年で別居、するのは寂しいと考えがちだが、もともと長嶋監督ぐらいになると現役時代から毎日自宅に帰る生活なんてなかったはず。選手時代から別居しているようなものだったわけだから、夫人にすればどってことないのだろう。
そういえば、星野監督も奥さんに先立たれている。たまたまなんだろうが、名監督の妻というのはどうしてこうも薄幸なのだろうか。
王監督も胃がんの手術、長島元監督は脳卒中、星野監督も阪神監督を続投できないほど重い病気?にかかっている。
監督という激務の代償が、わが身を削り、妻に先立たれることとは、あまりにも割が合わない。
合掌
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