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by tetorayade

公立の星になった佐賀北がばい旋風

8回表を終わったところで、誰しもが広陵の勝ちを確信したはずだ。その差は4点。広陵の力からすると安全圏内だった。

初戦で昨年準優勝の駒大苫を破り、準決勝では春の選抜優勝高の常葉菊川を破った実力をすれば、楽勝と思えた。

この場面、漫才師の島田洋七は複雑な心境で観戦していた。

「どっちが勝ってもうれしい。どっちが負けても悲しい」

広陵野球部出身の洋七にすれば、母校に勝って欲しいし、佐賀に住まいを構える身とすれば、佐賀北にも勝って欲しい。

信じられないことは8回裏に起こる。満塁でフォアボール押し出しで1点、さらに副島が球威の落ちてきた野村のスライダーを狙いすました一振りは逆転満塁ホームランとなり5点。奇跡の大逆転劇となる。

このまま9回表の広陵の攻撃を抑え、4081校の頂点に立ったのは特待生制度とは無縁の公立高校だった。

特待生制度に揺れた今大会だっただけに、何とも皮肉な結末となった。

主催する朝日新聞にしても記事的にはこちらの方が面白いので、紙面を割きまくる。

1面トップを華々しく飾り、2面では人のコーナーで監督をとりあげ、3面では社説でも言及。

スポーツ面はいうに及ばず、社会面でも大きくとりあげている。

広陵が優勝していたら、ここまで大きくとりあげていただろうか、と思ってみたりするが、普通の高校が頂点に立ったのだからしかたない。

ただ、決勝戦にふさわしい試合内容だった。

ふるさとの広陵が負けたのは悔しいが、佐賀北には素直におめでとう、といえる。


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by tetorayade | 2007-08-23 08:50 | スポーツネタ