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by tetorayade

北京オリンピック3つの不安の乗り切り方

ここまでやらなければ信頼が得られない、ということは改めて2001年に北京に投票したIOC委員はめくら騙しにあったとしか思えない。

ここまでとは、懸念されている「食の安全問題」だ。

大量に吐き出される中国食材の危険報道の不安を拭い去るために中国当局は、こんな安心プランを発表した。

オリンピック選手村などに食材を提供する48の農場に、250人の監視員をはりつけ、不正が行われないか見張るほか、食材にはICタグをはりつけて生産から食卓までの流通過程を監視する。

つまり、変な食材が紛れ込まないようにするということだが、指定農場が果たして安全なのか、第三国は誰も信用していない。

2008年オリンピックは大阪市も立候補していて北京に負けた。

東京ですでにやっているより日本・大阪よりも初めて開催する北京に同情票が流れたのかも知れないが、大阪で開いていれば少なくとも「食の安全」「大気汚染」「交通渋滞」を心配する必要はなかった。

オリンピック誘致には広告代理店がコンサルティングで入っているようだが、中国の場合はヨーロッパの2社が担当していた。そのアドバイスに素直に従った。

世界で最も汚れた首都、といわれていた北京に、IOCの視察団が訪れたときこんなことを実際に行っていた。

汚名を返上するために、視察団が来る前日、約100万人の労働者が借り出され、人海戦術で幹線道路の大掃除、電話ボックス、ごみ箱を洗った。

はげ山を緑のペンキで塗る得意技は、このときも発揮された。冬枯れの植物には、緑色にスプレーされた。

主だった工場の操業を停止させ、汚れた冬の空気をきれいにした。

幹線道路には、旗、街頭ランプ、造花を入れた花びんを一列に並べ、住宅地の壁は、大急ぎで塗り替えられた。

北京市内を根城にしていた数千人の乞食、ストリート・チルドレン、違法屋台を一掃した。

視察団の車列が来ると、すべての信号を青。慢性的な交通渋滞をカモフラージュした。

こんなことがいとも簡単にできるのが中国だ。

オリンピック開催中も同様のことをするのだろう。

交通渋滞は一般車両の通行を規制すれば、緩和できる。食べ物も選手村以外では食べないようにするなり、自国から持ち込めばなんとかなる。

慢性的な大気汚染は工場の操業停止で乗り切るつもりなんだろう。

いやはや。

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by tetorayade | 2007-08-12 09:38 | 社会ネタ