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by tetorayade
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三洋電機の決意

かつてソニーが「クオリア」という高級ブランドを立ち上げたことがある。

200万画素のコンパクトデジカメが39万9000円。テレコンとワイコンレンズや外付けフラッシュなどがセットされての値段だが、こんなものを買う人の顔が見たいと思っていた。

そのほか、ステレオヘッドフォンが26万2500円。コンポではなくヘッドフォンだけの値段だ。MDプレイヤーが18万9000円。

筐体を一つ一つ手で丁寧に仕上げ、技術の粋を集めた高品質の商品、それがソニーの「クオリア」というブランドだった。

03年6月、出井伸之・会長(当時)の肝いりで登場。ソニーブランドの復権を狙ったようだが、05年9月に撤退する。

業績が低迷する三洋電機が、起死回生策とばかりに、高級シロモノ家電の販売に乗り出した。炊飯器、掃除機、オーブンレンジがいずれも13万円あまりもする。

オーブンの値段はともかく、炊飯器に13万円はいくらなんでも高い。内釜に高純度の銅板を使用し、おいしいご飯が炊けるということだが、普通の炊飯器でもごはんは十分にうまい。

掃除機はホースを外すと空気清浄機の役割を果たすほどほこりや花粉を除去するらしいが、金持ちなら、単体で空気清浄機を買うというもの。

販売店のほうがまったく売る気も自信もなさげで、批判的に見ている。

三洋電機の製品は旧Dポ時代に電話機を2回使ったことがある。外付けながら初めてカメラを搭載。Dポで大ヒット機となる。三洋のイメージはすこぶるよかった。

家電に話しを戻すと、高級路線は絶対に失敗する、と読んだ。

セレブの気持ちは貧乏人には分からない。


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by tetorayade | 2007-08-10 19:50 | 社会ネタ