横綱・朝青龍が問題を起こすたびに高砂親方の指導力のなさがクローズアップされるばかり。今回の疲労骨折疑惑は、もはや、朝青龍をこのまま引退させるか、高砂部屋を廃業するか、二者択一を北の湖理事長としては迫りたい心境だろう。
なにせ、今回の一件で北の湖理事長のコメントは「怒髪天を衝く」。あまりの怒りに毛髪が天をつくほどの勢いで逆立っていた。
名古屋場所で優勝した朝青龍は腰の疲労骨折を理由に、夏の東北巡業を休場することになった。普通なら入院するところなのだが、そのままモンゴルに帰り、中田ヒデらと元気にサッカーで走り回っていた。相撲取りとは思えない軽快な走りに驚いた。
腰を疲労骨折している人間の動きではない。
こんな元気な姿を見せつけられたら、北の湖理事長じゃなくても怒髪天!
相撲協会に提出した診断書は、ニセモノで仮病というのは誰の目にも分かる。
相撲協会が舐められている、ということであり、ひいては日本が舐められている。高砂親方に至っては舐めようがないほど舐め尽されている。
横綱が凱旋帰国してヒデとサッカーに興じる。そんな大ニュースが日本に流れないとでも思ったのだろうか。
高砂親方のコメントも情けない。
「あんなことで巡業に出ないというのは絶対におかしい」と第三者ではないか。モンゴルへ帰っていたことを親方が知らなかったというのだから、何をかいわんや。
朝青龍は優勝すればするほどつけあげるタイプで、本当に横綱の品格に欠ける。
大相撲の礼節を新人力士に叩き込むためにも、横綱・朝青龍の存在はためにならない。そのままモンゴルで一生暮らしておけ、といいたい。
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