人気ブログランキング |

日々のニュースから業界ネタまでかきなぐります


by tetorayade

おねだり上手な?北朝鮮

「われわれは重油を食べる寄生虫ではない」

確かにそれは一部当たっている。いくら北朝鮮の食糧事情が悪いからといって、北朝鮮人が重油を食うわけがない。しかし、寄生虫とは言い得て妙。極東に巣食うやっかいな寄生虫だ。

お家芸とする瀬戸際外交を駆使する北朝鮮の金桂冠外務次官は、核放棄に向けた次の段階で、再び軽水炉を要求するとともに、アメリカの敵視政策の撤廃を求めていることが分かった。

核施設を停止した見返りとして、95万トンの重油支援を5カ国で分担しなければならないが、金次官は「必ずしも重油ではなくてもいい」と本音もちらり。

発電用には火力発電より原子発電のほうがいに決まっている。

クリントン政権下で核兵器を作らない代わりに、軽水炉の提供を持ちかけていた時期もあった。

原子力発電所を要求するとは、さすが北朝鮮だ。相手が絶対に飲まない要求を出し、譲歩案として敵視政策撤廃という真の狙いを引き出そうということだろう。

9.11事件以降、北朝鮮は悪の枢軸国と名指しされ、テロ支援国家と位置づけられた。80年代は韓国に対して大韓航空機爆破事件など国家的テロ行為を行っていたが、90年代以降はやっていないことになっている。

テロ支援といえばよど号事件の犯人を北朝鮮でかくまっていることぐらい。

5年前から北朝鮮は核問題は「アメリカの敵視政策の産物」と訴えている。
それによって、北朝鮮の経済難も起きた、と6カ国協議などを通じ一貫して撤回を要求している。

北朝鮮の実態はテロ支援国家とはいいがたい状況だ。そんな資金的余裕もない。自分たちが食うのに精一杯。アメリカの敵視政策の背景には、敵対を望む国防総省や軍需産業など「産軍複合体」の戦争したい勢力がある。

ブッシュの敵視政策もかなりトーンダウンしている中、拉致問題で敵視政策を崩さない安倍政権。アメリカにはしごを外された状況だが、拉致被害者家族からは北朝鮮の強行路線が大いに支持されている。

安倍総理は国益を考えた選択が求められることになるが、参院選で自民が大敗して責任を取って辞任すれば振り上げたこぶしも軟着陸できる。


人気ブログランキン
by tetorayade | 2007-07-22 11:36 | 社会ネタ