要人警護のSPといえば選ばれた警察官の中の警察官だと思う。
条件面でいえば、身長173センチ以上、柔道か剣道3段以上、けん銃上級で、注意力、忍耐力、判断力などが優れていなくてはならない。
時には外国訪問にも同行するので、英会話能力も求められる。
SPの勤務は要人のスケジュールに合わせるため、、場合によっては寝る時間もないほど忙しくなる。また、警護中は一瞬の気の緩みも許されず、トイレに行く時間も制約されるので、ふだんから水分摂取にまで気を使っているようだ。
つまり、勤務中は一瞬たりとも気を緩めることができず、緊張の連続だろう。
チンピラ警官とは違って、かなり厳しい条件をクリアしなければ就くことができないSPが、前代未聞の大不祥事をやらかしてしまった。
なんと、39歳のSPが酔っ払って総武線の電車内で痴漢行為を働いて現行犯逮捕されてしまった。
このSPは高市早苗沖縄・北方担当相の警護を担当していた。
酒量はビールの中ジョッキ一杯、焼酎の緑茶割数杯を飲んで、痴漢行為したことも覚えていないほど相当酔っ払ってようだ。
よほど普段のストレスが鬱積していて一気に爆発したのかも。
高市大臣は「何かの間違いであって欲しい」とコメントするのがやっとだった。
今後は採用基準に酒豪である、という項目を付け加えなければならない。
この世の中、もう何が起こっても不思議ではないくらい常識そのものが崩壊してしまった。その原因は戦後教育のツケなのか?
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