膳場貴子がキャスターを務めているのでニュース23は毎回観ている。でも、筑紫哲也が番組の冒頭で肺ガンであることを告白したシーンは見落としてしまった。
最近、番組を休んでいる、と思ったら検査入院でもしていたようで、初期の肺がんが発見されたようだ。
本人は健気にも「国民の2人に1人はがんにかかる。厄介ではあるが、勝てない病ではありません。症状は十分に克服できる。しばらく治療に専念します。がんにうち勝って、また戻って参ります」と復帰に強い意欲を見せた。
自らがガンを克服して、ガン患者に生きる勇気を与えるために発言したものと思われる。
自分はガンにかからない体質だと思っていたようだが、相当なヘビースモーカーとしても知られている。これを機にタバコを止めるのだろうか?
番組は代役を立てることなくこれまで通り進行する。
筑紫哲也がいなくなって困るのは多事争論のコーナーだ。これは筑紫哲也独自の切り口なので代役は立てられない。
初期の肺ガンであることを知って内心喜んだのは番組スタッフかもしれない。
膳場貴子らを加えて、キャスター陣を一新したときに、番組としては筑紫哲也を切りたかった、という話も週刊誌に載っていた。
おんとし71歳。
ろれつが回らなくなることもしばしばで老害キャスターと揶揄されることも。
番組スタッフはこのまま一生休養して欲しい、というのが本音かも。
そうした現場の空気も読めなくなって「復帰」を目指す筑紫哲也。
これを機に仕事を辞め、静かに余生を送ることをお勧めする。
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