作業服姿で初登庁した東国原知事が、まさしく作業服での実務が2日目から始まった。
就任初日に新たに鳥インフルエンザの疑いが発生した東国原知事は、今日、日向市の現地へと赴いた。
残念ながら対策本部長といえども200メートル以内の現場に近づくことはできず、20分ほどの視察で現場を後にしたが、厳しい船出を象徴するようである。
今回の鳥インフルエンザは養鶏場のブロイラーが病気にかかっているわけだが、宮崎といえば地鶏が有名だ。これは現地で食うとその味の差は歴然としているのだが、地鶏のたたきは絶品だ。
ケージの中で飼育されているブロイラーと違って、歩き回っている地鶏は肉の噛み応えからして違う。生で食べられるのは地鶏ならではである。
地鶏ファンとしては、地鶏にも被害が及ぶことが心配だ。ブロイラーは鶏舎ごと覆えばそれなりに防げるかもしれないが、放し飼いの地鶏はより感染しやすい。
東国原知事の初仕事は鳥インフルエンザ対策に始まった。ことあれば現場に赴く「作業服知事」の異名を取るような偉大な知事になってもらいたいものだ。
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