NHKの紅白のリハ中にくも膜下出血で倒れた56歳の職員の方が1日の午後亡くなられた。
ご冥福を祈る。
脳は外側から硬膜、くも膜、軟膜の3種類の脳膜で覆われている。動脈が破れ、くも膜と軟膜の間のくも膜下腔という隙間に出血した状態がくも膜下出血、ということだ。
くも膜下出血の発作を起こすと突然死につながることが多く、約20%の人は数時間以内に死亡するといわれている。
残念ながらこの職員の方は20%に入ってしまったようだ。
ただ、くも膜下出血を起こして、くも膜下腔に血液が広がっても、脳自体には影響が及ばないケースも多いので、早期に適切な治療が行われれば、後遺症を残さずに完治する可能性も大きいとされている。
で、この一件で分かったことが、NHKの定年は意外にも早く56歳だということ。
早い。
これは金融機関にも共通する。50歳前に出向させられ、自らの第二の就職先を決めなければならない。
さらには、65歳定年の延長や、70歳まで、なんて話も出ているご時世に、いかにも早い。
それだけ、NHKの年収がいいから56歳でも中小企業に比べれば60歳定年をはるかに凌駕する生涯年収は稼いでいる、ということだろう。
定年最後の仕事を紅白の舞台にしていたようだが、それがリハ中の荒川静香の代役というのも56歳定年間近でやる仕事なのかな?とも思ったりする。
普通、こんな仕事は使い走りをさせられる駆け出しのアシスタントディレクターのする仕事ではないのか?
NHK職員の場合、平均年収が1100~1200万円/40歳、といわれている。
死者に鞭打つようなのでこれ以上は語るまい。
合掌
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