民主党大谷候補の敗戦が決まった。
NHKの代表インタビューが始まったのは午後10時30分。
出馬したときからどんな場所でもベージュのジャケットにノータイだったが、濃紺のスーツにネクタイ姿。
勝っていたらベージュのジャケット姿だったのだろう。大谷候補にとってスーツは負けを意味する。
インタビューは何を喋っているのかほとんど聞き取れない。
右横横の隅に立っていた奥さんはハンカチで目頭を押さえ、終始うつむいたまま。
負けた陣営の空気って取材する側も重たい。まるで葬式取材のようだ。
ここで発見。
テレビカメラの場合はテープをバイクで運ぶなどアナログ的なところがあるが、スチールカメラは取材が終わると一斉に写真をパソコンに取り込み、データー通信で会社へ転送する。
ひとしきりして、外に出てきた大谷候補は、支持者や見守る野次馬一人一人に握手して回った。
支持者の一人が「選挙の時期が悪かった」とつぶやいていた。
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