衆議院補選公示後、初めての週末を迎えた大阪9区。
民主党・大谷伸盛候補の地元茨木は鳩山幹事長が張り付いてどぶ板選挙を展開していた。
今日に限っては大谷候補一色。自民党の原田候補の選挙カーを見かけることもなかった。互いの地元をローラしているのだろうか。
今日の大谷陣営は選挙カーに、鳩山幹事長が暴走族並みの箱乗りで、市内を何周も回った後、幹事長自らJR茨木駅から阪急茨木市駅まで自転車で移動。
阪急駅東口で応援演説を展開。そこからジャスコまで歩いて商店街の中を握手攻勢。ジャスコ北側で訴えたあとは、南側の正面玄関前でも演説をぶった。
今日の応援は朝鮮日報日本支社長から政界入りした白しんくん。
相変わらず、マスコミもずっと追いかけているのはびっくりした。それだけ、安倍内閣発足直後の補選は関心が高い、ということ。
明日は、総理になる前にも茨木入りしている安倍総理が、総理就任後、初めて茨木を訪れる。午後1時、JR茨木駅西口。
元々は自民党議席だった今回の2つの補選。
安倍内閣発足記念の意味合いもあって自民党は議席を死守しなければならない。一方の民主党にすれば、議席を奪取して安倍内閣の出鼻をくじきたい。
互いの党の面子にかけて総力戦でぶつかり合っている。神奈川は自民の磐石区。よほどのことがない限りひっくり返されることがないようだ。
そういう意味では熱いのは大阪9区。民主・大谷氏が2期議席を確保していただけに、返り咲きを図りたいところ。
去年は郵政民営化の波に飲まれ、3万票の差で大谷候補は涙を飲んだ。
浮動票でその差は跳ね返せる。大谷陣営の狙いは浮動票だろう。それを大谷氏のファッションに見ることができる。
選挙ポスターもそうだが、選挙中、ポスターと同じベージュのジャケットにストライプシャツにノータイ。で、いつもベージュのジャケットを着ている。
これをベージュジャケット戦略ではないか、と読んだ。
頭は禿げ上がりながらも43歳。対立候補の原田氏は58歳。若さを強調するにはスーツよりもジャケットのほうが有効だ。
浮動票を獲得するには見た目のイメージが大切だからな。
ジャスコ前に陣取る大谷事務所が、22日の夜、歓喜の渦に包まれている…
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