飲酒運転問題が収まるどころか、益々酷くなっている。
ついにはお金をもらってお客を運ぶタクシー運転手までが業務中に酒を飲んで、お客を乗せていた、というのだからあいた口がふさがらない。
公務員が飲酒運転するのとははるかに次元が違う。
絶対にあってはならぬことだ。
お客の安全を運ぶプロドライバーが飲酒運転するなんて、と書いていて、はた、と思い出した。JRバス関東の高速バス運転手が酒を飲みながら運転していた、という事案が3年前にあった。
ということはお客を運ぶプロドライバーでも未だに飲酒運転している奴は、全国を探せばまだまだいる、ということだ。
話は変わるが、40代以上には懐かしいフォークグループ「青い三角定規」の再結成が持ち上がっていたようだが、メンバーの一人が飲酒運転で捕まったのは、ついこの前の話。飲酒運転でバイクを運転中に自転車の女性をはね、重傷を負わせた。
そのメンバーが12階建てマンションから飛び降り自殺を図った。享年は59歳だった。
飲酒運転で人身事故を起こしたことが原因で、自殺を図ったのだろうが、やはり再結成問題が白紙に戻ったことの責任を感じての自殺だろうか?
酒が人生を狂わせる典型でもある。
酒の失敗もある。こうして他人を批判できるような立場ではない。
消費者金融の生命保険問題がクローズアップされ、あたかも担保に保険金をかけることが悪のような世論をマスコミが作り上げようとしているように、すべて酒が悪い、世の中から酒をなくしてしまえ、という風潮になることのほうが怖い。
と、いいながら小林薫被告の死刑には賛成しているのだが。
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