視聴率が取れる。ただそれだけの理由だ。
「ハンカチ王子」なんて、聞くほうも恥ずかしいばかりのネーミングで、早実の斉藤君を追い掛け回わすマスコミに「いい加減にせい!」。
8日の帰国は成田にファンやマスコミが殺到したことだろうが、あざ笑うかのように関空から帰国した。それも斉藤君対策だろう。
アメリカから帰国後初の登校日を追い回すマスコミ。
それを事前に察知して、隠密行動で登下校した模様で、その姿を押さえることはできなかったようだが、甲子園のヒーローをここまで追い回すのも久しぶりだろう。
駒沢苫小牧が優勝してもここまで騒がれなかったはず。
いかつい顔の田中君では女性受けしないからだ。
やはり、斉藤君の端正な顔立ちが、ここまで騒がれる理由なのだが、女子高生はともかく、ヨン様に飽きたおばさんまでもが熱中しているところにブームの加熱振りが分かる。
相手はまだ高校生だ。
騒ぎすぎて、つぶさないように。
それより、個人的には荒川静香をもっと取り上げろ、といいたい。
先週、アメリカの「チャンピオンズ・オン・アイス」でプロスケーターとしてスタートを切った荒川のドキュメント番組をやっていた。シーズン途中からの参加でプログラムには荒川の写真はまだない。
オリンピックで金メダルを取ったとはいえ、アメリカではマイナーな新人スケーター。英語はヒアリングはできても、しゃべるのはまだ苦手。それだけに、自分のほうから積極的にコミュニケーションが取れない。
そんな荒川の姿をカメラが追う。
オリンピックでメダルを取った有能なスケーターばかりが集うプロの世界。技術だけではなく、観衆にアピールできないと、契約は打ち切られる厳しい世界。
そのためにももっともっと英語がしゃべれないとファンも増えない。
そんな世界で生きていく荒川の姿を追うだけで面白いドキュメントができる。
年1回では忘れてしまうので、3カ月に1回の割りで放送してほしいぐらいだ。
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