欽ちゃんが徳光のTHE・サンデーに生出演していた。
気持ちよく「復活おめでとう」といえないのはなぜだろう。
それは、泣いているようで泣いていない欽ちゃんの猿芝居のせいなのかもしれない。
それよりも今回の生出演での一番のスクープは、羽田でインタビューされたとき、解散発言について「いった記憶はない」とのたまったこと。
事前に球団からは絶対に解散ということばは、いわないように釘を刺されていたようだ。にもかかわらず、解散といってしまい、会見が終わった後で、球団関係者といった、いわないでもめていたらしい。
それぐらい気持ちが高ぶっていた、といいたいのだろう。
「100%謝る気持ちでいった。それを表すには止めるか解散しかない。でも、(解散発言は)すっげ~気持ちがよかった。あれ以外になかった。すいませんでした。ぼく関係ないから野球はやめませんとはいえなかった」
舌の根も乾かないうちに、いった記憶がないといいながら、ちゃんと解散発言を覚えていて、気持ちがよかった、という矛盾。
それを欽ちゃん流のあざとさとでもいうのだろうか。
昨日、新潟であったセガサミーとの試合。
欽ちゃんはスーツ姿でグランド入りした。
監督がスーツ姿なのに、選手は全員ユニフォーム姿。
「ほっとしているわけではない。選手が平気な顔をしてユニフォームを着ているのが嫌だった。何人かぐらいシャツを着てほしかった。選手は何もしていない。監督だけが悪いことをしているようだった。一緒に謝る気持ちがない。まだ、腹が立っている。選手については」
球団解散式のセレモニーとして9回の表裏を戦い、それで解散騒動のけじめとした。
改めて1回から新生茨城ゴールデンゴールズの再スタートを切った。
そのとき欽ちゃんは初めてユニフォームを着た。それを選手にもいいたかったようだ。
それについて徳光から「大将の意思が伝わっていないだけ」と指摘され、オーバーアクションを交え「その通り」と切り替えした。痛いことを指摘されながらも最後は場を和ませる笑いで片付けてしまう。
番組の冒頭、早期撤回についてこういっている。
「迷惑をかけないよう止めたのに、署名運動を止めないとこのことが迷惑を3倍にしている。やります、といわないと。決断は早くしないと。昨日はそれでまた悩んじゃった。こういうときどうするか決めてくんない」
何事も自分では決められない欽ちゃんの姿がそこにあった。
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