プロ野球ファンではない。
わが家では誰も野球に関心はない。従ってナイターなんか見ることもない。
巨人が何連敗しようが、どうでもいい。今の巨人の主力選手が誰なのかも知らない。
プロ野球で関心があるとすれば、WBCで活躍したパリーグのほうだ。
数年前から巨人戦の視聴率が下降しているが、ついにフジテレビは8月から地上波での巨人戦の中継を廃止する、と発表した。
理由は「巨人戦のニーズが小さくなっている」と説明している。
ま、BSやCS放送が受信できる環境が整いつつある中では、そっちで放送すればいいわけだが、二桁を切る巨人戦をわざわざゴールデンタイムで垂れ流すこともない、と判断したようだ。
長年のしがらみがあるとはいえ、遅い。
たとえ、松井が巨人に戻ったところで視聴率貢献にはつながらないだろう。
時代とともに視聴者のニーズは確実に変化している。
時代の変化についていけなかったのは、巨人神話の呪縛から逃れられなかったテレビ局。
電鉄会社は沿線に遊園地を作って、鉄道と遊園地収入で稼いだが、レジャーの多様化から今はほとんどの遊園地が閉鎖されている。
日テレが鉄道とすれば、巨人は遊園地だ。
赤字で閉鎖=視聴率低迷で番組打ち切り。
日テレもこのことに気づいているはずだ。日テレの来年度の番組編成が注目される。
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