胃カメラを飲むのは今年の定期健診で5回目になる。
第1回目。周辺から漏れ伝わる、痛い、苦しい、怖い、というネガティブなイメージばかりが増幅されながら、恐怖心のままでその日を迎えたのだが、案ずるより生むがやすし。
最初に苦しいのはカメラを食道に通すときだけ。ちょっとえずけども、のどもと過ぎれば後は楽チン。痛くも痒くもなく、胃カメラ恐れるに足りず。これならバリウムよりましだと思った。
ところが2回目から胃カメラの見方が変わった。
痛い、苦しい。やはり胃カメラは嫌いになった。
医者に上手、下手がある、という。それで下手な先生に連続4回当たっているからなのか、と思ったりするのだが、1回目はさほど胃の中をこねくり回さなかったから、と思えてきた。
3回目でポリープを発見され、組織を切り取って検査した。結果は良性。以来、他にポリープができていないか観察するため、とにかく、胃の中を色々とこねくり回される。
カメラの位置が変わるたびに、えずき、苦しむ。
先生はそのたびに「肩の力を抜いて、楽にして。ゲップは我慢して」。
そんなことは無理。
違和感があるからえずいて、カメラを排除しようと本能的にゲップが出るのだ。
嫁はあまりの苦しさから、胃カメラを飲むときは半身麻酔をかけてもらっているようだ。
胃の中をこねくり回しても苦しくない胃カメラの名医はいるんだろうか?
それを知りたい。
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