晩節を汚す。
橋本龍太郎元首相のためにある言葉。
バチが当たる。
これも橋龍のためにある言葉。
そうやって先人たちは過去の教訓を諺に残してきた。
日本歯科医師会から自民党旧橋本派への1億円ヤミ献金事件で、橋龍らが嫌疑不十分で不起訴処分となったのは、ついこのあいだの28日のことだった。
まさに不起訴処分の代償を命と引き換えにしたようだ。こうして人生プラスマイナス0で終わる。
腸管虚血。
聞きなれない病名の病気で、橋龍が入院したのは6月4日の夜。急に腹痛を訴え、救急車で搬送された。
診察の結果、分かった病名が腸管虚血だった。
小腸や大腸に血液を供給している最も重要な血管が詰まり、そこから先に血液が行かなくなる。
腸管虚血が始まって10時間放置すると、腸管が壊死に陥って死につながる確率は6~8割。怖い病気だ。
その結果、橋流は大腸の大部分と小腸の一部を切除した、というから大腸は壊死状態だったことが分かる。
手術から26日目、容態が悪化して危篤状態だ、という。
ヤミ献金を受け取りながら、シラを切り通そうとするから、ストレスがたまり、タバコの本数や酒量がさらに増えて、血栓を作らせていったのだろう。
素直に認めていれば、こんな厄介な病気にはなっていなかったかも知れない。
体を張って勝ち取った不起訴処分。
命と引き換えの代償になろうとしている。
追記
1日、午後2時帰らぬ人となった。
合掌
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