北芝 健。
元警視庁刑事。
刑事警察や公安警察に所属し、殺人、強盗、傷害、詐欺、暴力犯、強姦、麻薬、
外国人犯罪などあらゆる事件を扱い、FBIなどとも交流する。
警視庁総監賞、刑事部長賞、警務部長賞、署長賞複数回受賞。
その北芝氏が「たかじんのそこまでいって委員会」で、秋田の小学生殺人事件で畠山鈴香容疑者の犯行理由をファンタジー、まんがの世界、と前置きして、犯罪被害者給付金狙いだった、と理由づけた。
推理はこうだ。
生活に困っている→子供は前夫の血が流れかわいくない→畠山容疑者にはたんこぶ的存在→生保レディー時代に犯罪被害者給付金制度を勉強する→事件で殺され犯人が捕まらなければ給付金が下りる→わが娘に手をかける→秋田県警は刑事警察能力が低いため彩香ちゃんの死を事故扱いにしてしまった→事故では給付金が下りない→連続殺人犯に事件を仕立てるために豪憲くんも殺害した。
この推理を聞いてスタジオの出演者一同「すっきりした」。
犯罪を取り調べていた専門家の推理なので、これは確度がかなり高くなってくる。
司会の辛坊アナは「これ放送できるんだろうか」と心配しながらも、ファンタジーの世界で逃げを打つつもりで放送に踏み切ったようだ。
当ブログでも6月10日付けで殺しの理由を犯罪被害者給付金狙いと書いたが、それをなぞるものだった。
川合俊一と北芝健では同じ発言でも、その発言の重さ、信頼度がまったく違ってくる。このテレビを観た視聴者は北芝発言を「なるほど、そうだったのか」と聞いたはずだ。
本人の口から犯罪被害者給付金狙いだった、と自白する日もそう遠くないか。
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