同じ大学の学生同士が女性を巡るトラブルから殺された可能性が高い事件で、やっと大学の名前が明らかになった。
東大阪大学。
まったく聞いたことがない。
それもそのはず。創立4年目。男女共学。全国でも珍しいこども学部こども学科の単科大学だった。とんでもない意味でその名を全国に知らしめることになった。
大学ではこどもに関することを大人の視点ではなく、こどもの視点から考えるらしい。
こどもの「遊び」「教育」「住居」「衣料」「栄養」「心理」などが理解できる「子育て」のスペシャリストを育成することを目的としている。
まだ、卒業生を輩出していないが、資格としては保育士免許や教員免許。就職先は幼稚園か。
それで、分かった。
今回の事件はこどもの視点から起こしたわけだ。
事の発端は女性を巡る2つのグループのトラブル。
行方不明になっている大学生が最初に犯人グループの大学生を拉致して暴行を加え、さらに現金まで要求していた。
犯人側は一度は警察に被害届けまで出していたが、取り下げたようだ。
犯人グループは仕返しをした、ということになる。
行方不明の大学生から要求されていた現金を払う、と実家のある岡山へ呼び出し、被害者グループ3人を10人で襲った。
やられたらやり返す。これではこどものけんか、と一緒。こどもの視点が最悪の事態を招いたことになる、と書けば強引過ぎるか。
いずれにしても新設大学としてはダメージが大きい。
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