lJR尼崎・列車脱線事故の大惨劇から丸1年が経過した。夕刊では事件を風化させないためにも特集扱いの記事の割きようだ。
当ブログでもこの事故に関する記事を30本近くもエントリーしていた。いやはやよくもこんなに一つのテーマで1カ月以上も記事か書けたものだ。
以下はタイトルだ。
4月25日 脱線くの字
4月26日 人的ミスを引き起こした1秒の管理体制
5月1日 1週間後経報道された対向特急
5月1日 オーバーラン考
5月2日 福知山線の再開はいつ?
5月2日 再開条件は新型ATS―P型
5月4日 職務に忠実だった運転士
5月5日 あら探しがマスコミの仕事か?
5月5日 ボーリング大会を叩いて何がしたい
5月6日 しどろもどろ会見の真相
5月7日 これでいいのか、マスコミの偏向報道
5月7日 都合の悪いことは報道しない大新聞・テレビ
5月7日 マスコミの隠ぺい体質
5月8日 マスコミ報道が暴行被害を生んでいる
5月9日 自己弁護に終始の朝日紙面
5月10日 安全運転の履行
5月11日 例のヒゲ記者は読売だった
5月12日 セクト意識
5月13日 定時運行が悪という嫌な空気
5月13日 読売が謝罪
5月15日 土佐くろしお鉄道の事故原因
5月15日 何のための複々線
5月17日 ゆとりを持つということ
5月17日 国交省が第三者の適正試験
5月18日 企業体質は無関係発言
5月22日 スジ屋の嘆き
5月27日 検札しなくなったJR西
5月28日 原因は日勤教育ではない!
5月29日 消えたJR西のCM
6月5日 弱みに付け込み、JR西の大盤振る舞いを期待か?
6月21日 事故現場を通過
タイトルを見ていたら分かるように、いつしかマスコミ批判に傾注している。そういう意味ではこれまでのマスコミが流す報道に対して、多くのブロガーがこの列車事故に対するマスコミ報道に大いに疑問を持ち、自らの考えを発信した。
その意味でもこの事故は日本のブログ界にとって転機となった事件だと思う。
JR西日本の企業体質に問題があるのだが、当日ボーリングしていたことが危機感が足りないと新聞で叩かれ始めると、似たようなあら捜しに走り回るマスコミ。
それに付け入るかのような、些細なことを探し出してはマスコミによる執拗なまでのJR西叩き。その報道を見るにたびに食傷気味を通り越して、エエ加減にせえ!といいたくなってきた。
5月13日の「読売が謝罪」は、記者会見での横柄な記者の態度がブログ界でも大顰蹙を買っていたが、週刊誌が記者を特定し、異例の謝罪記事に発展する。
そういう意味ではブログの影響力が出てきた事件の走りでもあった。
1年後の4月25日。
ファンヒーターで暖を取りながらこのブログを書いている。
それぐらい寒い。
犠牲になった人たちの怨念か。
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