ある情報の裏を取るために、本社会長室に電話を入れた。
「お久し振りです。○○に出店する噂が出ていますが」
「いや、○○には出店しませんよ」
「○○には出店しないんですか?」
「しませんよ」
「じゃ、ガセなんですかね。○○ビルのテナントと具体的な名前も出ていますが」
「いや、それはないですね」
あっさり否定されてしまった。
この前は地方紙の全面広告に対しては本音で話してくれたのに、今回はかなりガードが固い。
ま、否定するのも無理はない。このプロジェクトは目障りな蝿を叩き潰す戦略とも位置付けられている、はず。
コードネームは「オセロ」、と勝手につけてみた。
絶対に極秘で進められているはずだ。建築の用途変更で後からその全容を明らかになるはず。
どうだろう。3カ月も経てば、全容は明らかになるか。内装だけならかなり早いが。一つの目安は盆前。遅ければ年末。
地下1階と1階の2フロアでかなりの大型店になるものと思われる。
今頃、電話を受けたほうは、「情報が漏れています」と会長に報告していることだろう。
しかし、これ以上店が増えてどうするのだ。
No1戦略はどこでもNo1でなければ意味がない、ということか。
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