尊厳死問題で改めて医者の倫理が問われているが、技術者にだって知識を悪用しない倫理がある。
仙台銀行のコンピュータセンターの運用を担当していたNTTデータの社員が、顧客の暗証番号を盗み出し偽造カードを作って、17人分、3100万円の現金を引き出していたことが発覚した。
オリックス・クレジットのローンカードを偽造して、現金を引き出したようだ。
根っからのワルではないようだ。
クレジットカードのキャッシングは直接個人に被害が行かないことを知っていたのだろう。被害額はオリックス・クレジットが全額補償している。
男は全国指名手配から1日で本人が出頭したため逮捕された。
54歳にもなってこんなことをやる男は、家庭を持っていないのか、同居している母親に「トラブルに巻き込まれしばらく帰れない」と言い残していた。
この歳になっても独身のマザコンか、離婚して母親と同居していたマザコンかのいずれかだ。
パチンコ、パチスロのプログラマーも隠しコマンドを書き込み、特定の打ち方をすると大当たりを引き当てられる攻略方法で、プライベートタイムに稼ぐ、なんてことが昔からある。
それが一部に攻略法としてゴト師の世界に流れ、本物は高額で売買される。
医者以上にコンピュータの技術者には倫理観が求められるが、医者のように高度な国家試験と社会的地位がないためか、今回のNTTデータの件のように表に出るのは氷山の一角なんだろうな。
まず、パチンコのプログラマーが逮捕されたことは未だかつてない。
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