人気ブログランキング |

日々のニュースから業界ネタまでかきなぐります


by tetorayade
カレンダー

一澤帆布から信三郎帆布へ

京都・一澤帆布の鞄は持っていない。

で、一澤帆布のお家騒動もあまり関心はなかったが、あさパラで分かりやすく解説していた。

一澤家に兄弟は4人。一澤帆布を継いで会社を盛り立ててきたのは三男の信三郎氏だった。先代は2通の遺言書を残していた。

1通は97年12月12日付。
株は新三郎で現金などの預貯金は長男や四男に与える、という内容。

もう1通は2000年3月9日付。
株の大半は長男と四男に相続。三男には株はゼロ、という内容に変っていた。

法的に遺言書は日付が後のものが有効になる。

法的に有効な遺言書に基づき、銀行勤めをしていた長男が、定年とともに会社に乗り込み、株主総会で三男の代表取締役を解任してしまった。

三男に仕事ができないように一澤帆布の商標登録も使わせないようにした。

まったく、鞄なんか作ったことがない長男が会社に乗り込んできた。60人いる職人は当然のことながら解任された三男側についた。

三男は新しいブランドとして信三郎帆布を立ち上げ、業務を再開した。

本家の一澤帆布は職人がいなくなったために、開店休業状態。在庫がなくなれば店を閉めるしかない状態に陥っている。

このままでは一澤帆布の名前が消えるのも時間の問題だ。

一澤帆布の株は取得したところまではよかったが、銀行家なのにとんだ計算違いをしたものだ。今となっては「昔みたいに兄弟3人で仲良くやりたい」といっているようだが、それは虫が良すぎるというものだ。

一澤帆布ファンではないので信三郎帆布でもどちらでもかまわない、というのが率直な感想。

ただ、今回のあさパラの取り上げ方は信三郎帆布に味方する内容になっていたことは確かだ。


人気ブログランキン
by tetorayade | 2006-03-25 11:39 | 社会ネタ