呉服販売の愛染蔵が先週16日に自己破産を申告したばかりなのに、今朝(20日)、社長がホテルの8階から飛び降り自殺を図り、自らの命を絶ってしまった。
展示会の来場者を商品購入まで帰さない「展示会商法」が問題化するなど、悪徳商法が世間の非難を浴び始めていた。18日には「呉服過量販売対策会議」が刑事責任の追及を検討していくことを明らかにしたばかりだった。
写真は大阪・ナンバのラブホテル街の一角にある愛染蔵本社ビル。
愛染蔵商法については
ある男からのシンプルメッセージに詳しく書かれている。
それによると、愛染蔵のビル内には豪華なレストランやカラオケクラブがあり、まず、ここでもてなしを受ける。腹が一杯になり、酒も入ってカラオケでリラックスさせた後で、やっと販売が開始する。
1組の客に対して、マネキン役のフリーアドバイザーの女性が1名と担当専門アドバイザーの女性が1名、さらに愛染蔵の担当者が1名、担当係長が1名と、最低でも4人の担当者が囲んでしまう。
ご馳走を食べさせて、断りきれない雰囲気を作り、大勢で高額な着物を買わせる、という手法だったようだ。
しかも、自己破産したとはいえ、本当に金がなくて自己破産したのではなく、これから社会問題になるであろう「展示会商法」を隠すための自己破産との疑いももたれていた。
愛染蔵商法はしょうもないオマケをただで配り、高額商品を買わせる催眠商法の一種だ。愛染蔵の場合は、高級フランス料理を食べさせていたようだから、「断りきれない貸し商法」とでもいうべきか。
ま、これは一般社会ではよくある営業方法。
大口の契約を取りたい場合は、担当者を飲んで、抱かせて篭絡させる古典的方法でもある。
羽賀研二の宝石販売もギリギリのところだろう。
客は羽賀研二から買ったことを高い買い物の付加価値として納得しているわけだが、愛染蔵の場合は2万円のフランス料理をただで食わせてもらった割には高すぎる、と後で後悔するから問題になるのである。
これが羽賀研二デザインの着物だったら納得したのだろう。
人間の価値観なんてそんなもの。
宝石に興味のない人間には、何10億もする指輪もただのきれいな石でしかない。
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