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by tetorayade

名古屋国際女子マラソン実況

女子マラソンの中でも比較的地味なのが名古屋国際女子マラソンだ。しかし、この大会から高橋尚子、野口みずきのようにオリンピックの切符を手にした選手もいる。

今回の名古屋で有力選手は渋井陽子以外に見当たらない。日本の有力選手といえば、ベテラン弘山晴美、ピークを過ぎた地元の大南博美ぐらいで、渋井のための大会のようなものだ。

気温11度。小雨が煙る。マラソンにはこれぐらいの湿度の高さがベストコンディションだという。

いきなり、トラックから2人のペースメーカーを置き去りにして、自分のペースで前に出た。

好不調の波が激しい渋井。

今日の飛び出しは果たして最後まで持つのかどうかは、分らないが、有力選手もいないので自分のペースで走れば大丈夫か?

末続慎吾との熱愛が報道され、男を取るかマラソンを取るかで悩んだ時期もあったようだが、こうして試合に出ている、ということは選手を続けて行く選択をした、ということか。

8キロ地点でペースメーカーの集団に吸収される。

「飛び出して今日の自分の体調を確かめるため」と解説の宮原美佐子。

マラソンの解説といえば増田明美の独壇場で、宮原の出番はほとんどない。

追記1

11キロ過ぎで再び渋井が飛び出す。

雨は上がった。

2位グループから大南が遅れ始める。


追記2

14キロ地点。

ペースメーカーについていっているのは弘山一人。

渋井は名古屋で出した高橋の記録を上回るペースで快走中。

追記3

20キロ。1:06:44

宮原はスクーターの後ろに乗ってリポート中だった。トイレに行きたくなったらどうするんだろう。雪が降るようなコンディションなら体が冷えてトイレが近くなるが、気温11度で助かったか?

追記4

25キロ。1:23:32

5キロごとのラップに時計をほとんど見ない。乗ってくると時計を見ないらしい。体内時計で分かるとか。

「25キロも見ないでしょう。見たら危ないですよ」と解説の瀬古利彦。
いったはしから時計を確認。

25キロの記録は2000年に出した高橋尚子の記録を2分近く上回っている。3:17~3:21で1キロのラップを刻む。

追記5

30キロ。1:40:33

再び雨が降り始める。ランニングパンツからしみこんだ雨が滴る。これは結構走りづらいらしい。

おっかける弘山、大南は予想通りの離され方。レースは渋井の日本最高が出せるかどうかに絞られてきた。

スクーターリポーターの宮原は底冷えを感じている模様。体を動かさないから余計寒いことだろう。

追記6

35キロ。1:58:02

1分以上引き離されていた弘山が猛追。40秒差まで縮める。

「今回はどうしても優勝したい」と弘山。最高でも2位。優勝経験はない。その思いがどれだけ強いかでゴールテープを切る者が決まる。

渋井のラップが3:30台に落ちている。

追記7

40キロ。2:15:55
弘山が20秒差まで詰めてくる。

記録から勝負のマラソンへ急展開。

こう書いている間にも13秒差。

ぐんぐん追いついてきた。

いや~これは分からなくなった。

追記8

あと1キロで弘山が抜く。じわじわ差が広がる。

渋井痛恨の逆転劇。

弘山、10度目のマラソンで念願の優勝の文字が見えてきた。

トラックの入ってストライドは伸びる、伸びる。

そのまま2:23:26で弘山がゴールテープを切る。

2位は渋井。

スタンドに詰め掛けた同僚の土佐に向かって、「ごめん、ごめん」と手を合わせて謝る。

土佐の顔が今にも泣きだしそう。

渋井の独走で誰もが渋井の優勝を信じて疑わなかったのに、最後の1キロで逆転。

今日のレースを引退に考えていたベテランの優勝では日本陸連も素直に喜べないか。

37歳で女の意地を見せた弘山には脱帽だ。


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by tetorayade | 2006-03-12 12:46 | スポーツネタ