2006年1月17日はブログ史に残る日になった。
新聞の一面トップを飾るであろうニュースが3つ、4つと重なった日になったからだ。
と、書きながら、内心盛り上がっていないことを先に露呈しておく。なんか醒めている。重なりたるは及ばざるがごとし。
すっかり、ヒューザー問題も関心が薄くなっている。まんまとやられた。
で、各紙夕刊が、何をトップニュースに持ってきたかを見比べたかったのだが。
朝日はヒューザー小嶋の国会証人喚問問題は、夕刊の締切時間の関係で一切触れられず。
なんと、トップは阪神大震災11年目を大特集。
2番目が宮崎勤の死刑確定、次いで、ライブドア問題、と続いた。
日経は経済紙らしく、ライブドア問題だった。
自分の関心事から行くとライブドア、ヒューザー小嶋、宮崎勤、震災11年の順になる。
やはり、ライブドアの今後の行方が一番の気がかりだろう。ホリエモンは責任を取って辞任するのか、ストップ安となったライブドアの株価は今後も下がり続け、引いてはIT関連株が全面安となって2回目のITバブルが弾け、それが東証にも影響を及ぼすのか、ライブドアの時価総額1兆200億は所詮砂上の楼閣だったのか、これが引き金となり、ライブドアは倒産に追い込まれるのか、歌手ホリエモンのCDはそれでも発売するのか、美人ともてはやされている秘書の行方、と気がかりなことは一杯ある。
ヒューザー小嶋は、どうせ偽造を知らなかった、としらを切るのは分っていたので、さほどの進展はないものと思われ、野党の突込みがどこまで鋭かった、という1点。
変態殺人鬼宮崎勤に関しては死刑が確定しなければ、世間は許さないだろうから、これは予定調和。
戦後最大の自然災害となった阪神大震災に関しては風化させてはならに、という意味で必要。
しかし、朝日は読者の要求とかけ離れた紙面構成だ。震災問題は予定原稿とページで構成されているわけだが、それを半分にしてもライブドアに割くべきだ。
一面トップのつなぐ命の灯という大見出しにがっくりした。この日のために作っていた原稿で紙面を埋め尽くし、生きたニュースを伝える、ということを放棄している。
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