当たったけど、外れた。
紅白の視聴率のこと。
前年より確実に上回っている、との予測は当たったものの、48%は見事に外れて、42.9%だった。
NHKの橋本会長も具体的に50%奪回を口にしていたし、みのもんたも50%は取れることを自分の番組でも公言していたので、それにつられて甘い読みになった。
40%を切るという、歴史的な敗北の一昨年から、視聴率を一気に10%も引き上げることはできなかった。
ちなみに視聴率1%で全国の視聴者数は117万人らしい。つまり10%アップは1170万人を味方につけなければいけないことになる。
ただ、今年は1部、2部ともに前年を上回ったようだ。あれだけテコ入れしたのだから当然の結果、といえよう。
一連の不祥事をきっかけに受信料の未払いが続いているわけだが、それがなければNHKに対する反感もなく、もう少し数字は上がったはず。
NHKがこだわる50%というのは信頼回復を示す数字だったのかもしれないが、それにはまだまだ道のりは遠い。
加えて、CSやBS、ケーブルテレビの普及に伴い、その時間まったく違う番組を観ている人だっている時代に50%は高いハードルなのかも知れない。
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