個人情報保護法が施行されて、ゴタゴタが続く国勢調査で、ついに真打オヤジが登場した。
地元の輪番で調査員となったオヤジは70世帯あまりの団地を担当。2割ほどがどうしても回収できず、調査員を辞めたいと市に電話で訴えたが、3時間しても担当者が調査票を引き取りにこなかったため、庭で回収した60軒分の調査票と腕章などを燃やした、というのが事件の顛末だ。
燃やした理由は回収できないイライラに加え、市がすぐに対応しなかったこと。3時間待っても取りに来なかったので、取りに来る気がない、と思い込みカッとなって燃やしたようだ。
オヤジにはまったく反省の色はない。これは調査員の苦労を市に抗議する意味も含めて燃やした確信犯だ。
うちの近所にもこの手の頑固親父がいる。調査員を輪番制にするから、調査員としての適正を欠くような逆切れオヤジに番が回ってくることにもなる。
ただ、国勢調査票を燃やしたことは罪に問われる。いずれにしても再度書かされる家庭からはブーイングも聞こえてくるだろう。当然、菓子折りの一つや商品券を持参してお願いにあがることになるのだろう。
これもやはり個人情報保護法の弊害。プライバシーの侵害を盾に調査を拒否する者は絶対出てくるわけで、100%の回収は厳しいはず。
調査方法にインターネットの導入なども検討されることになるようだが、次の5年先は10年に1度の大調査の年。それまでに総務省は調査員が苦労しなくても回収率が上がる秘策を考え出さなければならない。
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